VRヘルメット/ESヘルメット

アルス・パウリナ(AP)の筐体きょうたい内にて装着するのがVR(Virtual Reality)ヘルメットで、艦船の「コア連結室」で装着するのがES(Extending Senses)ヘルメットである。


画像(https://kakuyomu.jp/users/ken1shiki/news/16818093090045985796)はESヘルメット。VRヘルメットは単に情報を集約して装着者の視覚や聴覚に働きかけるだけのものであるのに対し、ESヘルメットはその感覚自体を拡張する。視認範囲は大幅に拡大し、聴覚のみならず全感覚が敏感になる。第六感めいたものさえ使えるようになる。もちろん、そのES能力を発揮するためには、セイレネスの発動アトラクトが不可欠である。


同時に「対セイレネスシステム」とも呼ばれる「オルペウス」を常時展開しており、セイレネスによる自家中毒を防ぐ働きもする。


「VRヘルメット」自体はどこにでもある代物だが(現今で言う「ゲーム機」があるところにはたいていあるくらいの普及率)、セイレネス・システム専用装備であるESヘルメットは全てが軍の管轄下に置かれているし、そもそも普通の家庭の電力では満足に動かすことが出来ない代物である。


なお、セイレネス・システム専用のESヘルメットは、セイレネスの素質者、つまり歌姫セイレーン以外には扱うことができない。情報量が多すぎるのである。

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