そこら辺の詩どもよ

ねんねゆきよ

①老いて枯れないように

 置いてかれないように

 日々、必死であります。

 疲労にやつれた足を庇い、

 過労でやつれた腕を擦り、

 今日も一人。匍匐前進であります。


 ざっざっざっ、じゃっじゃっじゃっ


 泥水を口に入れれば、眠気は覚めるのでしょうか

 そんなことばかり、考えております。


 風が吹く。頬を裂く

 日が照す。肌を灼く

 地が響く。家を壊す

 雨が降る。心を濡す


 そんな世の中で何故か、人に怖がる私であります


 夜が更ける。僕を殺す


 アパートの六階。窓を開いて北をみやれ

 そびゆる小山たち、夏になればまた、クワガタムシを連れてきてくれるだろう


 息を一つ。

 寒空、音もなく氷柱を吸った気分になる

 窓を閉める。また一人、夜空に星が浮かんでいる

 眠る。眠らねばならぬ。決心を固める。


 沈む。泥のように。アレだけ、口に入れれば覚めると宣っておきながら。


 何も、何も見えぬ。思うしか無い。暗闇の布団に揉まれてまた一人。耽る。耽ていく。


 コレはきっと試練だ、

 目を冷ませば底にある明日、私はまた、人間ヲやめないように、歯を食いしばるのだ。


 老いて枯れないように

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