麒蓙鳩羅

第25話

PM8:00




「じゃあ行きましょうか」


「マスター、じゃあ行ってくんね」


「気~付けて行って来るんだぞ!!」


マスターに言ってから六人はストロークを出発した。


三台のバイクで走り出す。





朱里の後ろに維月


諒徒の後ろに京


景の後ろに楓が乗った。






「ちょ、ちょっと朱里!運転が荒スギますよ!」


「維月はビビり過ぎなんだって」






「ケイ兄~!もっと飛ばして~!!」


「………これ以上………出したら………捕まるだろ」






ーーーーーーーーーーーーーーーー……






PM8:30


そんなことをしている内に作羅高校に着いた。











「朱里!もっと安全運転して下さい」


「心配しなくても大丈夫だって!」






「いつもながら諒徒クンの運転は安全やねぇ」


「まあ、後ろに京を乗せてっから尚更だぜ」






「ケイ兄~、もっと飛ばして欲しかったのに~」


「………だから………あれ以上出したら………捕まるだろ」




バイクを作羅高校に止め、そこから本拠地まで10分ほど歩く。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る