ｶﾀｶﾀｶﾀｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰカチ

三人の得た情報で景が探すと一つのグループにヒットした。

『麒蓙鳩羅』

パソコンの画面を皆の方に向ける。

「………麒蓙鳩羅(ｷｻﾞｸﾗ)は………死羅遊里と………双壁をなす………不良チームだ」

「メンツは？」

「………年齢は………バラバラ………学校に行ってないヤツもいる………チームのトップは………成田翔哉(ﾅﾘﾀｼｮｳﾔ)………西高の………三年だ」

「その麒蓙鳩羅が俺達に何で繋がるんだよ」

「………簡単な話………死羅遊里を壊滅まで………追い込んだ………ＳＴＧを蹴落として………早く二強時代を………終わらし………トップになりたいんだろ」

「さっすが景だね」

「………コレくらい………簡単な事だ」

景はパソコンから離れてソファーに座る。

「景ｸﾝ、お疲れ様」

京はソファーで休んでいる景にコーヒーカップを渡した。

「………ありがとう」

景は一口飲むとカップをテーブルに置いて、パソコンをいじる。

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