第8話

「……何だか君って不思議な子だねーーーーーーーー…」


女の子の笑顔につられて靖春が笑いながら言うと、女の子は何も言わずに微笑んだ。






ーーーーーーーーーーーーーーーードクンッ!!!




次の瞬間、靖春は急に不安に狩られて女の子に向けて手を伸ばしていた。




どうして、こんな行動を取ったかは靖春自身も全く分からなかった。




目の前にいる女の子が自分の前から消えてしまうんじゃないかと直感で感じた。




女の子に触れて、女の子の温もりを感じて靖春自身が安心したかった。






でもーーーーーーーー…




靖春の手は女の子に触れる前に止まった。

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