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  • 非常に面白かったです!! 棚本が既にナイフで刺された状況で歩いていたのは、ふらふらしている仕草や密室解決方法を考えると分かったのですが、式部を見て驚いたのは犯人が同じ男の筆坂だと思ったからと誤認してしまいました……。

    一方で棚本の巻子への抗議の台詞が説明口調だったり、巻子が筆坂の腕を掴んだことから棚本と巻子が口裏を合わせていたことも予測できたのですが、そうなると筆坂犯人説とどう結び付ければ……とも思って詰んでしまいました。

    まあ、筆坂が音を聞いただけで何で裏口ではなく玄関と分かったのかとか、巻子の「結婚記念日なんで準備しないと」と既に棚本が死んでいるのにどうして? とか色々推理したのですが、真相に辿り着くことは出来なかったですね。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます!
     なかなか鋭い推理をして頂けたようで嬉しいです!

     筆坂が音だけで裏口ではなく玄関だと思ったのは、単純に「玄関と裏口の方角が違った」のか、あるいは「音の大きさで判別した(一般に、玄関扉は重量があるため低い音になり、勝手口などの裏口扉はそれより軽い音になると考えられます)」と解釈できます。
     本筋と関係のない部分なので細かく明記しなかったのですが、意図せずノイズとなって混乱させてしまったのであれば申し訳ありません。

     最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

  • なるほど!
    棚本章介という人間に、もっと目を向けるべきでした。
    正直、「主な登場人物」に名前が入っていたせいで、
    式部さんのことばっかり疑っていました。
    実は式部さんがゴーストライターだったんじゃないか――とか(笑)。
    完全敗北であります!

    作者からの返信

     最後までお付き合い頂き、ありがとうございます!
     ゴーストライターの可能性に思い至ったのは、さすがですね!


  • 編集済

    わかりませんでした……

    ①棚本章介が犯人である。
    つまりは自殺です。
    ただし今回は「背中にナイフが刺さっている」ってのがこれの否定になっている気がするんですよね。
    動機的にも、自殺する理由がわかりません。

    ②棚本巻子が犯人である。
    動機的には非常に怪しい。心情的にも、経済的にも。
    ただ、メタ的に言ってアリバイがないということは犯人ではないだろうし(←オイ)、彼女がどうやって密室状況を生み出したのかがわからない……

    ③筆坂文太が犯人である。
    アリバイがある時点で一番怪しい(笑)。
    ただ、やはり彼がどうやって密室状況を生み出したのか説明がつかないのですよね……

    ④紙谷栞が犯人である。
    自宅は事件現場になった路地裏がある住宅街からほど近い場所にある。
    彼女は、棚本氏との別れ話がこじれて、彼を刺してしまった。
    棚本氏はそのままナイフが刺さったまま逃走、
    式部氏は何らかの理由でナイフが刺さっていることを認識できなかった。
    これなら、密室は一応説明はつくでしょうか?

    ⑤式部史紀が犯人である。
    彼が嘘を吐いていたということであれば、密室は解消される。
    でも、ロゴス様に
    「巡回パトロール中に遺体を発見しました、って簡潔に報告すればいいだけだ」
    って言われちゃったしなあ。

    ……すいません降参です。解決篇に行っちゃいます。

    作者からの返信

     推理してくださり、ありがとうございます!
     ぜひ解決篇も楽しんで頂けると嬉しいです〜!

  • うおー面白かったです!!巻子と棚本が筆坂に対して芝居を見せたところまでは読めましたが……いやはやアリバイ工作のためとは!恐れ入りました。プロローグの男がまさかの棚本というのはまんまと引っ掛かりました。
    素晴らしい作品をありがとうございました!

    作者からの返信

     コメントありがとうございます!
     最後までお楽しみ頂けて嬉しいです!

  • うんうん考えてみましたが妙案は浮かびませんでした。思いついたことをツラツラ書いてみます。
    まず考えたのは棚本の発言が冗長であるところですが、それはその場で思いついた発言ではなく事前に考えていた発言であることを意味しているのだと思います。したがって、彼は巻子と筆坂が家で不倫していることはあらかじめ知っていたということになります。
    二人が家で不倫していることは当然その二人しか知りませんので、どちらかが事前に棚本に教えていたということになるでしょう。
    ここで巻子が筆坂の腕を押さえ込んだことから、事前に棚本に吹き込んでいたのは巻子であると思われます。というのも、もし筆坂が事前に吹き込んでいたのだと仮定すると、巻子が腕を押さえ込んでこなければ自然な流れとして筆坂は裏口から帰らざるをえなくなり、棚本に不倫現場を見せてあの発言をさせるという芝居が成立しなくなるからです。
    ただ思いついたのはこの辺までです……。プロローグで不在証明を作ると主張している男はおそらく筆坂でしょう(不在証明が明記されている男が筆坂ぐらいしかいない?)から、多分筆坂家の大家が見た人物は別人なんでしょうね。でもそれが誰なのかまでは絞れませんでした。プロローグだけから犯人は筆坂だとするのも尚早でしょうし……降参です🏳️

    作者からの返信

     推理してくださり、ありがとうございます!
     ぜひ解決篇もお楽しみください〜!

  • >その際、巻子さんが逆上して棚本氏と神谷さんの関係を指摘した。
    ここも「神」になってます。

  • 非常に面白いです!謎が魅力的なのはもちろん、キャラも立っていて清々しいです。

    >そして、棚本氏の不倫相手の神谷栞さんだ
    この後の話を見る限り「神谷」→「紙谷」かなと思いました。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます!
     誤字報告も助かります!(なぜ気づかなかったんだ……orz)

  • 面白かったです!!!
    キャラクターの言い回しやかっこいい単語が多くて読み応えがありました!
    何度も推理して考えられた良作です!

    作者からの返信

     コメントありがとうございます!
     独自の世界観を気に入って頂けたようで嬉しいです!

  • 敗北しました。
    とても面白かったです。

    素敵な物語をありがとうございました。

    作者からの返信

     おすすめレビューまで書いてくださり、ありがとうございます!

     普段はあまり推理をしない方にも、少し立ち止まって考えてみようと思ってもらえればいいな……、と意識して書いた作品なので、推理して頂けて喜ばしい限りです!

  • 読者への挑戦ってたまらないですよね。
    普段は推理しないのですが、ちょっと頑張ってみます。

    密室トリックについては、棚本は式部と出くわしたときには既に背中をナイフで刺されておりその上に上着を羽織っている状態だった。そして、その上着が風で飛ばされた後に袋小路にたどり着いたところで力尽きたため、密室のように思えているだけだったのではないかと思います。

    犯人は筆坂だと思います。ただ、その理由が背中に深々とナイフが刺さっていたことから、力のある男性ではないかと思ったことくらいなんですよね。式部が犯人ではない理由は作中で語られている通りでいいとして、それ以外の道筋で他の人物が反抗した可能性を消去しきれませんでした。
    一応ロゴスが「思っていた通りだ」といった理由について考えたことを書いておきます。
    筆坂が家の中にいる証拠が一切ないにもかかわらず、棚本が不倫に気付いたような説明的セリフを言っていたことから、棚本は巻子の不倫を事前に察知できる状態だったと思われます。そしてその不倫を知らせたのは筆坂ではないかと考えました。棚本が巻子と離婚するために、筆坂と共謀したという形かと。それによって巻子に棚本殺害の動機が生まれるので、筆坂はそれに便乗して棚本を殺害したのではないかと思います。

    以上で、提出します。

    作者からの返信

     推理してくださりありがとうございます!
     解決篇も楽しんで頂けると幸いです!

  • 他の方のレビューをきっかけに読ませていただきました。

    導入からしてたまらないですね!

    続きも楽しませていただきます。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます!
     導入をお褒め頂き、大変嬉しいです。

  • 自主企画にご参加いただきありがとうございます!

    隠し通路とかあったら楽しそうですよね〜!

    作者からの返信

     コメントありがとうございます!
     はてさて、単なる路地裏に、警察も発見できないような隠し通路があるものでしょうか。
     ぜひ最後までお付き合い頂けると幸いです。

  • むむむ。
    犯人は筆坂さん、共犯が巻子さん。
    あらかじめ死体を路地裏に置いて、壁の向こうに脱出経路を作っておく。ロープとか踏み板とか。
    巻子さんが筆坂さんのフリして目撃されて、アリバイ作る。
    被害者と怒鳴りあったの件は、2人が口裏合わせてる。

    で、どうでしょう!?
    難しい!

    後ほど解決編拝読いたします!

    作者からの返信

     推理してくださり、ありがとうございます!
     ぜひ解決篇もお楽しみください!

  • 完結お疲れ様でした。
    なるほど、全員に後ろ暗いことがあったわけですね。橋田壽賀子ドラマばりの説明ゼリフは誰かに聞かせる為だろうとは予測できましたが、筆坂を証人にする為だったとは。
    お見事な推理でした!

    作者からの返信

     コメントありがとうございます!
     解決篇もご期待に添えたようで、安堵を噛み締めております。

     最後まで見届けてくださり、ありがとうございました!

  • 執筆お疲れさまでした。

    式部に関しては「死が最後にやってくる」パターンも考えていましたが、最終的に密室を密室と受け入れることが出来なかった事が敗因のようです。
    他は大体当たっていたかな?w

    作者からの返信

     コメントありがとうございます!
     誠に申し上げにくいことに、クリスティの『死が最後にやってくる』は未読なので、どのようなパターンなのか分からないのですが……(不勉強で申し訳ないorz)、
     仮説が的中しようとしまいと、推理する過程を楽しんで頂けたのであれば、両者勝利と思っております。

     最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

  • 私の呟きにイイネいただきましたので、のこのことお邪魔させていただきました。

    この時点での私の疑問は、
    ・行く手に3メートルの塀があるだけで周囲が普通の住宅ならば、それは密室にはならない点。住居の塀は通常そこまで高くはない。また住人が共犯でない可能性は否定できない。
    ・死体の状況から見て犯人は立ち塞がったのではなく、後ろから襲い掛かった。つまり犯人は棚本がこの路地に逃げてくることを知っていたということになる。やはり周囲の住居が怪しい。
    ・棚本は何故予定が変わったのか?が疑問でしたが、棚本は棚本で何かしらの理由で自分も殺人計画を実行しようと考えていた。恐らく巻子

    以上の点から、犯人としては犯行現場の近所に住んでいたらしい紙谷栞。
    動機は盗作かゴーストライターかと思いましたが、単純に紙谷が書いていたものをろくにチェックもせずに自分の本として世に出たことで「小説家になれなかった」と揶揄されたことで、それが動機になった? まぁ、動機は重要ではないと京極堂も言ってますしw

    こんなところでどうでしょう?

    作者からの返信

     推理してくださり、ありがとうございます!
     疑問とのことなので、密室状況について説明できる範囲で補足させて頂きます。

     作中で「警察及び治安維持組織が、密室状況であると判断している」という点から、「周囲の住宅などを利用することは、(仮に住人が共犯でも)空間的に不可能だった」と推測できると考えて書いておりました。
     あえて詳細な描写はしていないので、伝わりづらかったかもしれません。見取り図などあれば分かり易かったかもしれませんね。貴重なご意見、今後の参考にさせて頂きます。

     司弐紘さんのポスト、興味を惹かれてブックマークさせて頂いたので、今後作品を読みに行きますね。

    編集済
  •  なるほど、刺さりが浅かった、ですか!

     でも、これはロゴス様が解いた訳ではない、ということはさらなるどんでん返し的なものがあるのでしょうか!(と、変にハードルを上げてみる)
     続きが楽しみです!

    作者からの返信

     ひゃあっ、ハードルが上がっちゃった!
     ぜひ、続きもお楽しみくださいませ。

  •  ミステリファンとして、『読者への挑戦』には挑まずにはおれませんので、好き勝手に考えさせて頂きましたが、
     ①棚元章介(以下棚元氏)は式部に職質を掛けられた時、警察官であることがわかっていなかった可能性。(雨でなかったら、巡回中の警察官と判断できるが、レインコートを着ていたため、パッと見では判別できなかったとも考えられ、また、式部は自分が警察官であることを名乗っていない(あるいは、わざと名乗らなかった可能性もある?何のため?))それによって思い描けるのは元々棚元氏は何者かに脅迫されていた?この日のこの時間にここにきてこのような行動を取れ、みたいな。だが、棚元氏がそんな脅迫を受けざるを得ない状況は考えにくいし、記述があるのも不倫程度だからいまいち思いつかない。ああ、でもロゴス様は最後に紙谷について言及しているし、棚元氏と紙谷のつながりといえば、不倫くらいしか思いつかない。だめですねぇ。全く妥当な推理が思いつきまへん。
     ②メタ読みをするなら、scene1で明らかに怪しい人物が『彼』と称されたり、『俺』と名乗ったりしていることから恐らく男性が犯人?となると、筆坂、式部、獅之塚が犯人とあたりをつける。その上でこれまたscene1で『彼』は『アリバイ』について言及していることから『アリバイ』がある人がアヤシイ。じゃぁ、筆坂か、となるが、scene2の不可解状況のトリックを打破しない限り作者がこう書いているから筆坂、お前が犯人だろう! とは残念ながらできないし、したらミステリファンとして終わりだと思う。

     ということで、駄文を連ねただけに終わりました。何にも解けませんでした。ダメですね。諦めて、解決篇に進みます。

     ミステリファン、垂涎の的『読者への挑戦』、楽しかったです。

    作者からの返信

     推理してくださり、ありがとうございます!
     挑戦状内にも書かせて頂いたように、個人的には「真相を当てられたか否か、という結果」よりも「論理的に仮説を構築しようと試み、推理をする過程」の方が重要だと思っています。
     ですから、どうか駄文などと仰らず、今後も楽しんで頂けると幸いです!

  • なるほどなるほど。しかし、筆坂にはアリバイがありますからね。本当に彼が犯人なのでしょうか?

    作者からの返信

     コメントありがとうございます!

     一応、不粋ながら補足させて頂きますと、
     筆坂のアリバイはあくまで「式部巡査の視界から被害者の姿が外れた一瞬の隙に、殺人が行われた」という前提の下に成立していたので、犯行時刻(ナイフが刺されたタイミング)が前倒しになれば、彼のアリバイはあまり問題にならないかと思われます。

  • 大変愉しく拝読させて頂いております。
    ミステリファン大喜びな“読者への挑戦”があるので答えさせて頂きます。
    一つ 棚本章介を殺害した犯人
       編集者の筆坂氏
    一つ 視覚密室のトリック
       式部巡査に職務質問されている時点で、
       棚本氏の背中にナイフは刺さっていて、
       絶命したのが袋小路
    推理の補足をば
    犯人について、筆坂氏と巻子氏の間に協力関係があったと憶測しました(やたら説明口調な棚本氏の発言から)。
    あの状況下で疑われるのは巻子氏。アリバイも無し。
    先の憶測の協力関係から、交換殺人の可能性を考えました。
    つまり次のターゲットの栞氏が殺される際には、
    巻子氏にアリバイがある(この後予定を匂わせていた事から)
    のではないかと...。

    視線密室については、上記のように絶命した時間と刺された時間にラグがあるのでは と考えました(コートを羽織っていた事、よろけるような足取り、から)。
    棚本氏の行動については憶測になりますが
    交換殺人に気付いた棚本氏が栞氏にそれを伝えようとしていたから栞氏の自宅付近にいたのではと。
    その状況ゆえに式部巡査から急いで逃げなくてはならなかった。式部巡査を警察官だと気付いていなかった可能性もあるのかなと考えました。

    以上です。長文失礼しました。
    解決編、楽しみにしております。

    作者からの返信

     推理してくださり、ありがとうございます!
     詳細な補足も、大変嬉しいです。ぜひ、解決篇もお楽しみください。

  • 大変興味深く拝読させて戴きました。
    密室状況による刺殺事件と、被害者夫妻のやや不自然な言動。

    ……考えてみてもさっぱりわかりません。大人しく降参して、楽しみに解決編を待つこととします。

    作者からの返信

     コメントしてくださり、ありがとうございます!
     ぜひ、解決篇もお楽しみくださいませ。