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最低（さいてい）かつ最少限（さいしょうげん）の　プロフィール

先（さき）は見（み）えない　詠（よ）むまで読（よ）めない

指（さ）した切（き）っ先（さき）　折（お）れない縒（よ）れない

蹉躓（さち）　恥（はじ）　社畜（しゃちく）　些事（さじ）だと笑（え）まい

さ丹塗（にぬ）りのヴァースを明日（あす）に射（い）る

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偲（しの）ぶ気（き）がなくともまず詠（よ）みなさい

詩（し）のくせに説明（せつめい）口調（くちょう）はやめなさい

死（し）のうとか素人（しろうと）がこの期（ご）に及（およ）んで

四（し）の五（ご）の言（い）わんではよ書（か）きなさい

忍（しの）ばせたその憎（にく）しみでさあ詠（よ）んで

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美（うつく）しいものに焦（こ）がれます

宇宙（うちゅう）　光焔（こうえん）　黄昏（たそがれ）の母子（ぼし）

美（うつく）しいものを探（さが）してます

移（うつ）ろう秒針（びょうしん）　彼方（かなた）の彦星（ひこぼし）

雨中（うちゅう）の雨傘（あまがさ）　あなたの詩（し）

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世界（せかい）のためにと詠（よ）んだ詩（し）は

戦火（せんか）に届（とど）かぬ　凍（こご）えた願（ねが）い

せっかちな鳥（とり）が書（か）いた詩（し）は

閃火（せんか）にもならぬ　醜（みにく）い草芥（そうがい）

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オーラス響（ひび）いた死（し）の大合唱（だいがっしょう）

オンラインで即（そく）世界（せかい）へ配信（はいしん）

同接（どうせつ）億（おく）超（ご）え　歌声（うたごえ）　勾引（かど）う

どうせ束（つか）の間（ま）の苦痛（くつう）と陪審（ばいしん）

戯（おど）け踊（おど）ってみんなで歌（うた）おう