溺れる子宮

主な登場人物

第1話

【主な登場人物】

主人公：一色由宇（いっしきゆう）　28歳兼業主婦　

職業：ハウスメーカーでインテリアコーディネーターとして働いている。

立ち位置：夫と結婚2年目で、1歳の男の子の母。産休から明けたばかりで、慣れない育児仕事に毎日追われている。性欲は皆無。仕事が好き。

性格：仕事も家事も育児も完璧にこなしたいと思うため頑張りすぎる。

見た目：セミロングの茶色の髪。真ん丸な二重の目が印象的。156センチの中肉中背。元々お洒落だが、子育てに追われているうちに化粧も服装もおざなりに。動きやすく汚れてもいい服ばかり買うように。

生い立ち：なに不自由ない環境で育った。とんとん拍子でここまできて、挫折を知らない。

一色倫也（いっしきともや）　29歳

職業：ハウスメーカーの営業マン

立ち位置：由宇の夫。子どもが生まれ変わってしまった妻を遠く感じている。

性格：外面がよく仕事もできる。だが家では何もしないダメ夫。子供は可愛いが面倒をみない。休みの日もゴロゴロとして昼まで寝ている。そのくせ性欲だけは旺盛。由宇との夜の生活について不満を抱いている。

見た目：175センチと長身。奥二重の黒髪短髪。スーツを着こなす大人の男。

生い立ち：一人息子なため、わがまま。過保護な母がいる。

芹沢岬（せりざわみさき）28歳独身　

職業：エステサロンを経営（だがあまり経営がうまくいっていない。毎月赤字で借金アリ）

立ち位置：由宇の高校時代の友達。よく家に遊びに来る。由宇の愚痴を言いつも聞いてくれる。「他で性欲を発散してくれたらいいのに」という由宇の発言に、倫也に関係を迫る。昔からなんでも恵まれている由宇を、ズルいと思っていた。

性格：負けず嫌いでさばさばしている。ちょっときつい性格。

見た目：ロングの茶髪。目がきりっとつりあがっていて、仕事柄いつも綺麗にしている。身長162センチでスレンダーだがメリハリのある体。

生い立ち：母子家庭で育ち、家庭環境がちょっと複雑。子供のころはよく名字が変わっていた。男にだらしない母がいる。

一色楓（いっしきかえで）　１歳。

由宇の子ども。若葉保育園に通っている。泣き出すと止まらないちょっと手がかかる子。父親に懐いていない。

梶伊吹（かじいぶき）　23歳独身

職業：保育士。

立ち位置：楓の担任の先生。毎日忙しそうに送り迎えする由宇に対して、頑張ってますねといつも労ってくれる。梶も美人な由宇をいいな、と密かに思っている。男性保育士に対して、保護者があまりいい顔をしていないことを悩んでいる。

見た目：178センチと長身で筋肉質。笑顔が可愛くてクマさんみたいだと園児からは人気がある。手先が器用で折り紙が得意。

生い立ち：田舎の温かい家庭で育った。昔から子どもが好きで、将来は絶対に保育士になると決めていた。

田所詩織（たどころしおり）28歳既婚者

職業：ハウスメーカーのインテリアコーディネーター

立ち位置：由宇の同僚。不妊で悩んでいる。エリートの旦那に子供までいる由宇が羨ましい。由宇とは友達だが、不幸になれば面白いのにとどこかで思っている。

見た目：ボブが似合う美人。口元のほくろがセクシー。物事をはっきりという性格。158センチの細身。