第4話 別れと転園
5歳に3月、通っていた保育園から母親の仕事の都合上、別の保育園に転園することになった。
年長から入った保育園では、出来上がった人間関係があり、馴染めるか心配であった、Kだったが性格上、誰とでも仲良くなれるようになっていたので、すぐに友だちができた。また先生も明るく優しい先生である事や、母親の中学校の先輩だったという事もあり、良くしてくれた記憶がある。
また、K自身も明るく、声も大きく散歩では、いつも大きな声で歌を歌っていたというエピソードがある。
新しい保育園では、色々な体験ができ、好きな子もできた。
好きな子とは、お遊戯会でも一緒に主役になったりと、とても仲が良かった。
保育園で、ごく普通な日々を楽しく過ごす中、初めて大きな別れを経験することは、知りもしなかった。
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