深夜のバス停は雨に濡れて

沼津平成

プロローグ 深夜のバス停は雨に濡れて

 自分の荒い息遣いが、自分を抜け出してすぐ後ろに迫っていた。

 家族から「心のない少年」という烙印を押されたものの苦しみを、まだ誰も知らない。

 僕は家族に挑戦状を贈ろうと思う。件名は「復讐」だ。

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深夜のバス停は雨に濡れて 沼津平成 @Numadu-StickmanNovel

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