モンスター専門のメガネ屋さん~チート眼鏡でお悩み解決しながら異世界スローライフ~

お餅ミトコンドリア

プロローグ

! メガネって、すごい!」


 初めて眼鏡を掛けた小学生の頃。

 視力が低く、何をしても失敗ばかりだった俺は感動して――

 ――〝世界が変わった〟。


 フォークで自分の手を突き刺してテーブルを血まみれにすることもなくなって。

 コンパスで自分の手を突き刺して手の甲に真っ赤な円を描くこともなくなった。


 以前は、普通に生活することさえ出来ないと思っていた。

 そんな俺が、眼鏡のおかげで、中学・高校・大学に進学。

 なんと会社に就職することすら出来た。〝奇跡〟だった。


 だから俺は、入社してすぐに、友人知人に眼鏡を〝布教〟する事にした。


 だが、結果は芳しくなかった。


「コンタクトの方が良い」

「視力矯正手術したから要らない」


 そう言われ、何度も断られた。

 が、俺は諦めなかった。


 そうだ。俺は良い事を思い付いた。

 〝人間が駄目なら、動物に掛ければいいじゃない〟作戦だ。

 動物ならきっと感動してくれるはずだ、と思った。


 作戦決行日。

 俺は、道端で、大きな美しい鳥を見掛けた。

 何故か、妙に惹かれた。


 俺は捕まえようと、勢い良く跳躍して――

 ――トラックに轢かれて死んだ。


 死ぬ直前に、〝来世では、眼鏡の良さを広められますように〟と願いながら。


※―※―※


 気付くと、俺は、どこまでも真っ白な空間にて――


「おお、目が覚めたかのう。わらわは女神じゃ」


 ――女神と名乗る存在と対峙していた。


 女神は、〝眼鏡に対する〟という理由で、俺を異世界転生させた。

 〝人間とモンスターが共存する世界〟へ。

 前世と全く同じ身体、同じ顔だが――

 〝眼鏡創造グラッシーズクリエイト〟という〝特殊スキル〟つきで。


※―※―※


「あたし、お腹が空いてるの。悪いけど、今からあんたを喰うわ」


 目が覚めると、地面に横たわる俺を見下ろす、ラフな格好をした半人半鳥の銀髪美少女がいた。聞いた事も無い言語のはずが、何故か理解出来る。

 意識がはっきりしない。初めての異世界転生で、脳に負荷が掛かったのだろう。

 朦朧もうろうとした頭を振ると、俺は上半身を起こし、必死に彼女を見上げた。


「『眼鏡創造グラッシーズクリエイト』」


 口の中だけでそう唱える。

 掛けていた眼鏡が消えて、新たに生み出した〝ステータス眼鏡〟を通して――


「視力がかなり低下しているな。そのせいで獲物を見付けられず、狩りが出来ないんだ」

「!!」


 ――美少女の〝ステータス(種族や能力値、そして現在の状態などの情報)〟を把握する。

 彼女は、鳥獣人ハーピーであり、本来はとても視力が高い種族だ。


「一体どうやって!? あんた、何者なの!?」


 彼女は、猛禽類のような鋭く長い鉤爪を持つ脚で、半歩後ずさる。

 警戒心をあらわにしながら。


「『眼鏡創造グラクリ』」


 今度は〝スキル名〟を省略した上で、はっきりと口にする。

 俺は、出現させた眼鏡を、震える手で差し出した。

 

「これを掛けろ。そうすれば、お前はちゃんと目が見えるようになり、狩りも出来る。もう空腹に悩まされることも無くなる」


 彼女は、俺が持つ眼鏡を――

 

「あんた、自分の立場分かってる!? 今からあたしに食べられるのよ、あんたは!」


 ――前腕の部分から先――つまり、灰色の〝翼〟で叩き落とした。


 無理もない。初対面なのだ。

 信じられないのも、当然だ。


 俺は、何とか信じてもらおうと、必死に訴え掛ける。


「嘘じゃない。信じてくれ。眼鏡は、すごいんだ。騙されたと思って、一度掛けてみ……て……く……れ……」


 転生してすぐにスキルを連続で使ったせいだろうか。

 俺の意識は、暗闇へと落ちて行った。


※―※―※


 再び目を開けた俺が見たのは――


「目が覚めたみたいね」


 ――岩の上に座る、眼鏡を掛けた鳥獣人ハーピーの美少女だった。

 どうやら、地面に落ちた眼鏡を翼か足で拾って、掛けたらしい。


「眼鏡、掛けてくれたんだな」


 上体を起こして胡坐あぐらをかく俺に――


「バカじゃないの!? あたしは禁忌を破って、あんたを食べようとしたのに!」


 ――彼女は罵声を浴びせた。


「あんた、もうちょっとで食べられるところだったのよ!」

「だが、食べられなかった」

「そうだけど、でも――!」

、どうだ? 良く見えるだろう?」

「え? ええ、見えるわ。とても良く」

「そうだろう、そうだろう。〝眼鏡〟はすごいからな」


 満足感、充足感、高揚感。

 思わず笑みが溢れる。

 そんな俺を見て、呆れたように彼女は呟いた。


「根っからの眼鏡バカなのね」

「まぁな。眼鏡は、俺の人生を変えてくれたものだからな」

「ふ~ん。まぁ、良いわ」


 コホン、と、何故か少し緊張した面持ちで咳払いした彼女は――

 「全然とは違うけど……」と小さな声で呟いた後、「一応聞いてあげるわ。あたしはレン。で、あんたの名前は?」と、問い掛けた。


「あの本? 王子様?」

「そこは拾わなくて良いのよ! 名前よ! な・ま・え!」

倉志グラシ……じゃなくて……グ……ラ……ラ……〝ラルド〟だ」


 どうした訳か頬を赤らめ声を荒らげるレンに、俺はこの世界での名前を適当に考えて、答える。


 「ラルドね」と頷いた彼女は、「あ。そう言えば」と、右翼で地面を指した。

 視線を向けると、兎の死体が転がっている。


「あんた、フラフラで倒れちゃったでしょ? 半分あげるから、食べなさい」


 視力矯正のおかげで狩りが出来たのだろう。

 レンの獲物を見た俺は、「どうせなら、ちゃんと料理しよう」と提案した。


「ああ、そう言えば、人間は生肉は食べられないんだったわね」


 レンは、「でも、調理道具なんて無いわよ? それに、あんた、火とか起こせるの?」と問う。


「大丈夫だ。〝眼鏡〟はすごいからな。あと、折角だから、も確保しよう」 

「は? そこで何で眼鏡? それに、食べる場所?」


 俺は立ち上がると、小さく息を吸って、呟いた。


「『建築アーキテクチャー眼鏡グラッシーズ』」


 俺が掛けている眼鏡が消えると同時に、新たな眼鏡が生み出されて入れ替わる。

 俺が無造作に手を翳すと――


「!」


 ――地鳴りと共に木々が動いていく。

 〝地面ごと〟動かしてひらけた場所を作り、更地にした後は――


「よっと」

「!!」


 ――周囲に生えている巨大な木々を、次々とで斬っていく。

 素早く丸太を量産しつつ、俺は思考する。


 レンは最初、俺と俺の眼鏡の事を信じてくれなかった。

 何故か。

 それは、〝急に素性の分からない男に勧められたから〟だ。


 じゃあ、どうすれば良いのか?

 そうだ。〝その道のプロ〟とか、〝専門家〟であると思って貰えたら。

 そうしたら、今後は、初対面の相手でも信じて貰えるに違いない。


「よし、決めた。俺はここで、〝眼鏡屋〟をやる」

「は?」

「それと、〝店舗兼住宅〟としよう」

「何言ってんのよ、あんた!?」


 一時的に〝建築〟に関する能力を獲得出来る眼鏡の力を、遺憾無く発揮する。

 普段のにもなった膂力を用いて、片手で地中に丸太をいくつも縦に埋め込み、横にした丸太と組み合わせて固定し、家の基礎となる土台を造る。


 更にそこに、丸太を次々と重ね、固定。

 必要に応じて手刀で角材に加工し、組み立てて行って――


「嘘でしょ……!?」


 ――ほどで、少し大きめの二階建てログハウスが出来上がった。

 ちなみに、岩も手刀で加工し、煙突も作ってある。

 建物前には、〝メガネ屋〟という木製看板も設置してある。


「あっと言う間に、家が出来ちゃったわ……」


 レンは立ち上がり、口をあんぐりと開けて建物を見上げる。


「さてと」


 兎の死体を拾った俺は、早速家の中に入ろうとしたが、ふと立ち止まった。


「……今更いまさらだが、大雨でも降ると、土砂崩れが起こるかもしれんな」


 家のすぐ後ろに、小高い丘があることに、今の今まで気付かなかった。


 と、その時。

 言った側から、が起きた。


「やはり、場所を変えるか……」


 家ごと地面を動かせば、別に不可能ではない。

 俺が思案していると、「ちょっと待って」と、レンに止められた。


 丘に近付き、「確かに、けど」と、翼を広げ、何かを感じ取ったらしいレンは――


「ここは……うん、大丈夫。


 ――そう断言した後――


「?」


 ――まるで、ここにいない誰かに向かって呟いているようだった。


 よく分からないが、確信を持った様子のレンを信用することにした。


 俺は玄関を開けて、家の中に入った。

 木の匂いがする、見た目も香りも雰囲気も温かい住居。

 我ながら、良い出来だ。


 台所キッチンに辿り着いた俺は、ポツリと呟く。


「『上下ウォーターサプライスアリッジ眼鏡グラッシーズ』」


 まずは、手をかざして流しシンクを作り、排水設備を作る。

 ついでに風呂と水洗トイレも遠隔で同時に操作して、下水を綺麗に処理して近くの川に流す設備を一瞬で整えた。


「『料理クッキング眼鏡グラッシーズ』」


 一時的に料理を作る技能スキルを習得できる眼鏡だが、それだけではなく、〝料理〟に関する事は全て行える。


 すなわち、かまどを生み出して火を起こす、飲料水を無限に生み出す、包丁・まな板・フライパン・鍋・皿・ナイフ・フォークを作る、塩胡椒などの調味料、それにオリーブオイルを出現させる、などだ。


 その後、兎肉を切って、焼いて――


「出来たぞ」

「はやっ!」


 ――料理は一分で出来上がった。

 塩胡椒で味付けされ、オリーブオイルで焼かれた、兎肉の香ばしい匂いが食欲をそそる。


「『家具ファニチャー眼鏡グラッシーズ』」


 居間リビングに、テーブルと椅子を四脚生み出す。

 寝室のベッドなどもついでに作りながら。


「さぁ、食うぞ」


 俺がテーブルにつくと、戸惑いながらレンもその後に続く。

 早速食べ始めた俺だが、食べようとしない彼女を見て、あ、そうか、と気付いた。


 基本的に獲物を足で捕らえてそのまま食べる種族なのだ。

 人間と違い、手が無い彼女たちが持つ翼は、飛行と狩りのためのもの。

 ナイフとフォークなど用意されたところで、食べようがない。


 じゃあ、仕方ないな。


「はい。あーん」

「え!?」

 

 俺は、切り分けた兎肉を、フォークに突き刺してレンの口許に突き出す。


「え? いや、その……」


 レンは頬を紅潮させて、両翼を擦り合わせながら、もじもじしている。

 何を躊躇してるんだ?

 うーん、よく分からん。


「はい。あーん」

「……でも、結婚もしてないのに、こんなの……あの本の王子様だって、こんな事……」

「ん? 結婚?」

「な、何でもないわよ!」


 顔を真っ赤にした彼女は、「食べれば良いんでしょ! 食べれば!」と、ヤケになったように言うと、パクッと、食べた。


 すると――


「んっ! 美味しい!」


 ――レンは目を見開き、歓声を上げた。


 そうなのだ。

 塩胡椒というシンプルな味付けながら、適切な量の調味料、完璧な下拵したごしらえ、焼く際の温度管理、焼き加減、それら全てによって、奇跡的に調和の取れた美しい味わいが織り成される事となった。


「そうだろう、そうだろう。〝眼鏡〟はすごいからな」

「いや、眼鏡がすごいって言うか、すごいのはあんたのその〝能力〟でしょ!」

「はい。あーん」

「人の話聞きなさいよね! って、また!? もう良いわよ!」


 グー。


「あっ」

「身体は正直みたいだな。まだ腹が減ってるんだろ?」

「くっ!」

「はい。あーん」

「……ああ、もう!」


 そんなことを繰り返しながら、俺はレンと共に食事を終えた。


 そして、何故か――


「あんたには眼鏡の借りがあるわ! しょうがないから、住み込みで眼鏡屋の仕事を手伝ってあげるわ!」


 ――俺に、〝助手〟兼〝同居人〟が出来た。


※―※―※


 俺が眼鏡屋を開店した場所は、東の〝モンスター王国〟と西の〝ダンド帝国〟(人間の国)のちょうど国境上(モンスター王国全体から見ると、南西の位置)だった。


 ちなみに、俺がいる大陸はほぼ円形で、両国は上半分を二等分しており、下半分は、人間の国である〝グメニス皇国〟が支配している。


「人間相手、か……」


 人間相手に商売をしようかとも、一度は考えた。

 が、〝千里眼眼鏡〟で、一番近くにある人間の村の人々を観察した結果、それは止めた。


 若者は皆、裸眼であり、更に〝ステータス眼鏡〟で見てみると、皆、視力は高かったからだ。

 唯一視力が低下している村長は、既に眼鏡をしていた。

 しかも、俺には、前世で人間たちに拒否されたトラウマもある。


「よし、決めた」


 よって、〝モンスター専門の眼鏡屋にしよう〟と決めた。

 看板も〝モンスター専門メガネ屋〟に変えた。


 開店から数日間は、閑古鳥かんこどりが鳴いていた。


「そりゃそうよね、国境上だし。僻地へきちだし」


 そこで、俺は、モンスター王国内を彷徨さまよいながら、様々なモンスターたちに声を掛けまくった。


 モンスターたちは基本的に皆穏やかな気質をしている。

 彼ら彼女らの多くは、面白がって、店にやって来てくれた。


 そして――


「すごいック!」


 ――棚に陳列してある眼鏡を掛けると、皆、感動してくれた。

 もしかしたらモンスターは、嗅覚など他の五感に頼る事が多いのかもしれない。


「よく見えるック!」


 感動するミミック――〝宝箱〟に擬態するモンスター――に、「え、宝箱の外側に眼鏡!? 目、そこなの? それで見えてるの!?」と、困惑しながら呟くレンを尻目に、俺は客に礼を言う。


「ありがとう。是非とも、〝友人・知人・家族・親戚・通り掛かりのモンスター〟にも紹介してくれ」

「厚かまし過ぎよ!」


 なお、眼鏡の代金は〝気持ち〟としてある。

 何か食べ物を持って来てくれても良いし、極端な話、道端に咲いている花を持って来てプレゼントしてくれてもOKだ。


 何故なら、暮らすだけなら、何も困っていなかったからだ。


「今日はいのししを狩って来たわ!」


 狩りはレンがしてくれて、〝ステータス眼鏡〟で、森の中の木の実や果実、きのこや草など、食べられるものと食べられないものはすぐに分かり、食べるのに困ることは無い。


「まぁ、俺の目的は〝商売〟じゃなくて、あくまで〝眼鏡に感動してもらい、広める事〟だからな」


 俺たちの眼鏡屋は、徐々に口コミで広がっていって、繁盛するようになっていった。

 

※―※―※


 一年後。


 眼鏡屋の経営は、すっかり安定していた。

 気持ちで良いと言っているのに、中には――


「すごいわ! こんなにくれるなんて!」


 ――銅貨や銀貨を何枚もくれる客もおり、金も少しずつ溜まっていった。


 更には、ただの眼鏡屋なのにためか、〝あの眼鏡屋は、モンスターを救ってくれる〟という、とても嬉しい評判まで貰えるようになった。


 この一年間の間に、レンとは色々な話をした。


 俺が異世界転生者だという事も伝えた。


「ふ~ん。そうなんだ」


 と、やけにあっさりと受け入れた彼女は――


「教えてくれて、ありがとね」


 ――と、どこか嬉しそうだった。

 ふむ。謎だ。


 そして、そもそも、何故彼女の視力が落ちたか、その理由も聞いた。


 彼女によると、モンスター王国の王都で買って来た、とある〝本〟を、暗い所で夢中になって何度も読んでしまったため、という事だった。


 どうやら、その本だけは、腰にくくり付けた革袋の中に入れて、ハーピーの集落から持って来たらしい。


「どんな本なんだ?」


 と俺が聞くと、


「べ、別に大した内容じゃないわよ!」


 と、彼女は頬を赤らめながら叫んだ。

 うーむ、気になる。


 が、その本に登場する王子は、〝〟がモデルとなっている、という事だけは、教えてくれた。


 とにかく、すっかり目が悪くなった頃。

 レンの集落では、〝高速飛行大会〟の時期が迫って来ていた。


「〝超高速飛行〟を行って、誰が一番速いかを競って表彰するのよ」


 との事で、定期的に開催される催し物らしい。


 若者たちは皆、イベントに向けて超高速での飛行訓練をし始めた。

 ところが、視力が落ちたレンは、高速で飛べなくなっていた。


 気まずくて、彼女は集落を飛び出したとの事だった。

 目が悪いため狩りも出来ず、腹を空かせた時に――


「あんたと出会ったのよ」

 

 ――という事らしい。


 そして、現在に至る。


 ちなみに、モンスター王国〝北部(国土の三分の一)〟は、、ハーピーの集落はそのすぐ南、つまりモンスター王国〝中部〟に位置する(なお、毒汚染地域の中でも、(つまり最北に位置する、国土の六分の一)おか)。


 そして、レンによると、彼女の集落では――


「時々〝〟が聞こえたのよね」


 ――との事で、寝苦しく、それも外の世界へと飛び出したい理由の一つだったとの事だ。

 南西部にあるこの家では、歌声は全く聞こえず、快眠出来ているらしい。

 良かった良かった。


※―※―※


 ある日。

 とある若い女性客がやって来た。


御免ごめん下さ――」

「視力が低下してるんだな。そうか、してるか。じゃあ、眼鏡を掛けたいよな。そうか、掛けたいか。じゃあ、掛けよう。今掛けよう。すぐ掛けよう。眼鏡を掛ければ、世界が変わ――ぐえっ」

「だから、接客が〝早い〟し〝一方的〟だし〝しつこい〟のよ!」


 いつもながら、入店した客に対して即座に接客を始めると、背後からレンが足で俺の襟元を捕まえて止める。

 うーむ。今日も止められちゃったかー。


「ごめんなさいね」

「いえいえ」


 その女性客は、レンに向かって首を振ると、俺に視線を向けて――


「実は……掛けるとを探しているんですの」

「!?」


 ――そう告げた。

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