第5話チュートリアルは終わり
「ヘルプ!助けて!ギブミー!!」
男に抱き着く。腰に手を回しガッチリと固める
「少し当たったらすまんなぁ!!」
背後からハンマーが振り下ろされる
咄嗟に目を瞑ってしまう
「自分、レベル2だぞ」
「えぇ!?」
その言葉を聞いて目を大きく開けてしまう
瞬間、視界の端に犯罪者の男の体が映る
「罪状、PK未遂。そして初心者PK未遂」
「だ、誰?」
レベル2の男を盾にしながら、現れた女性?を見つめる
「執行、死刑!」
「ヒィ!執行官だ!」
執行官と言われた女性?は何もない所から剣を取り出した
執行官の女性?は紅い目をしており、長い青髪だ
そして顔つきが中性的な顔つきであり
体付きは服装的に分からない
服装は黒を基調としたお堅そうな服装だ
「あ、斬られた」
PKをしようとした男達は3秒にも満たない時間でいなくなった
「大丈夫ですか?」
執行官がこちらへと歩いてくる
「大丈夫です。自分は」
「だ、大丈夫です」
はぁーーーっと大きく息を吐く
怖すぎ、金奪われる所だった
「奴らは初心者をPKして金を稼ぐ悪党でして」
「知ってます。彼らが言ってたので」
「そ、そうですか。街まで案内しましょうか?」
「結構です」
レベル2の男はタンタンと答える
表情は一切変わらない
「そうですか、、では私は離れますよ」
「あの!私は案内してください!!」
このまま執行官が離れそうだったので声を高らかにお願いする
「分かりました。あなたは本当に大丈夫ですか?」
「大丈夫です。ここら辺でレベルをあげようと思うので」
「レベル上げ?それなら街の方が上げやすいですよ」
「じゃあ街に行きます。案内をお願いできますか?」
レベル2の男も一緒に着いてくることになった
レベル上げたかったんだ、、
「では着いて来てください」
「あなたの名前は?」
「私ですか?」
執行官が自分を指さし、首を傾げる
「はい。自分はジルって名前でやってます」
「・・・私はなたです。ひらがなでなたです」
レベル2の男、ジルに続き、自身の名前を言う
「私の名前はギルデです。執行官ギルデ」
「道案内。よろしくお願いします。ギルデさん」
「ギルデでいいです」
「分かりました。ギルデ」
執行官、ギルデが歩き出す
私たちはそれに着いて行く
危機は脱した、強そうな人と同行している
「・・・」
これは、、色々と質問した方がいいな。歴も私よりも圧倒的に長そうだし
執行官だから権力もある。仲良くなろうか
金の為に
「ギルデちゃん。質問してもいいかな?」
「ギ、ギルデちゃん?」
色々と質問した。そしてフレンドになった
「なたは話し上手ですね。歩いてる間ずっと楽しかったでしたよ」
「いやいやーーギルデちゃんも博識で色々な知識を教えてくれて楽しかったよ」
「そんなに褒めないで下さい。一般的な知識なので」
「・・・あれって街ですか?」
ジルが遠くに見える城壁を指さす
「あ!そうです!あれが街です。始まり街、アルゴ城です!」
ここからゲームが、、金稼ぎが始まるのか
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます