10

 時間が過ぎ、昼休み。


 気分が悪いわたしは保健室に行く。


 あぁ、頭がふらふらする。


 昨日、あんまり眠れなかったからかな?



「し、失礼します」


 ガラッ。


 わたしは保健室の扉を開けて中に入る。



 先生はいないみたい。


 カーテンレールは一箇所閉まってる。


 誰か寝てるのかな?



 わたしはコソッとカーテンレールから中を覗く。


「!」



 梓沢くん!?


 教室にいないと思ったら、ここで寝てたの!?


 と、とにかく見なかったことにして、隣のベットで寝よう。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る