第4話 相棒センちゃん

 翌日、すっきり目覚めて時差ボケ解消。街を散策。


 翌々日は道中を共にする相棒とご対面。エンタープライズ社より借出のGMビュイック・センチュリー号。半年間お世話になるレンタカーだ。


 よろしくセンちゃん。


 紺色のボディに銀色のラインが入ったセダン車。ゆとりのある車内、おちついた走りで揺れが少ない。アメリカ車ってトランクも広い~。半年分の荷物も見事に収まったところで出発!


 ワクワクしすぎた相棒?キーをなくして車の中に入れない。


 CAA(JAFのようなところ)を呼ぶはめに。連絡後15分ほどで到着、2~3種の道具を手にして10分くらいで解錠。なかなか苦戦していたよう。


 「ちょっとやそっとでは開かないよ、この車頑丈だから」


 そんなCAAさんの言葉は、道中のお守りになったともいえる。キーはおそらくトランクの中だ。せっかく積んだ荷物を出してみると姿を現した。


 半年分の荷物を上げ下げして準備体操かよ~。出発前のバツゲームで汗をかいた。





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