きっかけ.
第1話
パパはお医者さん、ママは専業主婦の家庭に生まれ育った私は自由気ままな女子高生。
最近、気になる人が出来たんだけど―…、
相手がどこの誰だかわかんない。
こんな人いつも居たかなってくらい急に現れた気がする。
パパとママに相談したら、きっかけは何だっていいんだよってアドバイス貰った。第一印象が大事だよって。
それでさっそくきっかけを作るべく、学校サボってその時を待ってた。
夕方。
パパはまだ仕事、弟の
ママは買い物に出かけた。
「よし、万次郎行くぞ。お前も来いっ。」
私は制服に着替えて、数日前にママが拾って来た琉咲家の愛犬、
気になる男の子のカバンに犬のキーホルダー付いてたし、犬好きだったらいいな…。
そんな淡い期待を抱いて―…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。