第3話 お客さんいました

【朗報】なんかお客さんいたわ【水晶の中に】


>>1

水晶の中に

お客さん封じられてるから

助けるよーん


【コメント】

●それお客さんじゃねーから!!

●明らかに封印されてるなんかじゃねーか!!

●銀髪貧乳……美しい

●ていうか全裸だけどいいのか?

●大事な箇所は光で見えないし?

●というかそれより奥ってあるの?


┗>>1

いや? 今のところ

これ以上の階段はないね


●じゃあ最奥に封印されてたのか……

●解放して良いのか!?

●そもそも解放できるの!?

●でも話聞いてみたいよな

●今、地上で起きてるダンジョン災害の

 解決につながるかもしれんしな

●よーし、やったれイッチ


┗>>1

もう解放しちゃった

なんかボクっ娘で可愛いね

「ボクを助けるとは勇者よ、

 褒美をやろう」とか言って

頬にキスされたけど何くれるのかな


●キスが褒美だと思われるが……

●イッチにヒロインが出来た

●とりあえず色々話聞け

●そもそも現代人なのか?

●わからん


┗>>1

なんか異世界の女神らしいっすよ

現世とあっちの世界が

融合してこんなことになってるとか

しかも魔王のやつに封印されたとか言ってる

うさんくせーw


●そこは信じろよ!!

●おまえがいうか?

●イッチの存在のほうが信じられないよ

●美少女の言うことは絶対だぞ

●その魔王を倒せば融合も終わるのか?


┗>>1

なんかそうらしいっすわ

勇者ってやつに頑張ってもらいたい


●おまえだよおまえ

●おまえしかいないだろ

●おまえががんばるんだよ!!

●このイッチ、他人事である

●店やってる場合ちゃうで


┗>>1

うるさいな、おまえら

アンチか……?


●アンチ認定である

●なんでアンチ認定してくるんだ

●助言です

●なんか力には責任が云々ってあるだろ!

●頑張れ!!

●女神ちゃんもなんか言ってやれ!!


┗女神

え、なに? これで

そととれんらくとれるの?

へぇ……ふ~~ん


●女神ちゃんの動画だ!!

●可愛すぎる

●肩ほどまでの銀髪、少女体型

 炎の如き紅の眼、陶器のような肌

 全てがビューテフォー……

●なんかコメントにキモいのいるな


┗>>1

初めてのお客さんだぞ

何買ってくれるかな


●何も買えないだろ

●どうやって払うんだよ

●全裸だぞ

●この光はどこから!?

●大事なところを執拗に隠す

●何なんだこの光は


┗>>1

しゃーねぇー

ツケでいいよ


●鬼かこいつ

●鬼畜すぎる

●そこはタダにしろよ

●なんなんだこいつ

●人の心とかないんか?





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