第13話いたずら登校日
気まずい...
お互いに照れたまま出発したせいでなんとも言えない空気だ。
花城さん顔真っ赤だし...
あれ?これはたから見ると付き合いたてのカップルでは?
そう考えた瞬間ある声が聞こえる
「あの二人昨日はあんなに楽しそうなのにどうしたんだ?」
「まさか行為の後の日だからなのでは?」
「おいおい、つまり俺らの花城さんが穢れたってことか?」
「「「ゔゔゔゔゔゔゔあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」」」
なんのうめき声だよ。そんなにお似合いじゃないのか?というかそもそもしてねぇよ。
今の俺は昨日の件で理性やらストッパーが消えているために冷静な判断が出来ない状況にある
花城さんを見るとさっきの会話が聞こえていたのかさらに真っ赤だったそれはもう今にも故障した機械のようにプシューと聞こえてきそうなほどだった
よし。
「えっえあっやっそっその、手、手繋ぐの恥ずかしいからやーです」
ガッチリと彼女の手をホールドする
「ふぇ!?にゃ、にゃんで?」
周りからの目線が痛い、しかし今はこの恥じらう彼女をもっと堪能しておきたい。
彼女にしか聞こえない声で
「みんな見てるからアピールするためにさ、腕組もうよ」
「ひゃ!?」
かわいいなぁ
「いいってことだね」
「いや...その...」
「アピールしたくないってことは、この関係が嫌ってこと?」
「い、嫌じゃないです!」
「じゃ、するね」
そう言い彼女を引き寄せて無理やり腕を組む、彼女の甘い匂いがする
「いい匂いだなぁ」
「ふぇ?...」
その後めちゃくちゃすねた
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