限界👣突破プロムナー:徒歩・移動系アプリによる〈ポイ活〉記録の実況中継

隠井 迅

第〇歩目 こんな移動系ポイント活動を企画してみた

 移動の多い人生を送ってきました。


 出向の多い仕事をしている書き手は、平日には、地下鉄を利用した上で、駅から現場まで徒歩で移動し、また、土日や祝日には、帰省や趣味の為に飛行機やJR等を利用して遠征し、カレー店巡りや神社参詣をしている。

 つまるところ、毎日毎日、歩きに歩き、列車に乗りに乗りまくる生活を送っている分けなのだ。


 そんな中、スマホに流れてきた幾つかの宣伝が書き手の目に留まった。

 それらの共通点は、歩数や移動をポイントに転換し、さらに、貯まったポイントを電子マネーに変更できる、という代物であった。


 だから、書き手は思ったのだ。

 これらって、移動多き自分に打ってつけの〈ポイ活〉アプリなんじゃね、と。


 ここで気になるのは、それぞれのアプリにどのような特徴があって、徒歩や移動で一体どのくらい貯まるのか、否、葉に衣を着せずにぶっちゃけて言うと、実際幾らぐらい稼げるか、という点だ。


 もちろん、世に存在する徒歩・移動系のポイント・アプリ全てを取り扱うのは事実上無理な話なので、広告として流れてきた幾つかのアプリを無作為に書き手のメイン・スマホにインストールしてみた。

 それらが以下の六つである。


 一 『ア〇コ〇ン』

 二 『Mon〇yW〇lk』

 三 『Po〇l』

 四 『ト〇マ』

 五 『ク〇シル〇ワード』

 六 『プ〇リー』


 これらのアプリにおいて、同じ期間内に同じ歩数あるき、同じ距離を移動してみて、どのくらいのポイントが獲得できるのか、あるいは、どのような違いがあるのか、ここで検証してみる事にしたい。


 ちなみに、得られるポイントに関しては、アプリによって、徒歩・移動以外にも、プラスアルファでポイントを貯められる機能が備わっていたりもするので、本論考では、そうした付加価値的な個々の特徴も考慮に入れたい。


 とまれかくまれ、今回の『カクヨムコンテスト10』の開催期間に合わせて、十二月一日の日曜から翌年の二月一日の土曜までの二か月間・九週に渡って、徒歩・移動による〈ポイ活〉の模様を週一で〈実況中継〉してみよう、と企んでいる次第なのである。


 実は、今回の自主企画の開始に先んじて、より快適な徒歩移動の為に、書き手は、地元大洗のアウトレットで、シューズを新調したので、この約二か月の『カクヨムコン』シーズンの間に、その代金分くらいはカヴァーしたいものである。


〈シューズ情報〉

 「ルコック・スポルティフ、厚底チャンキーベルトスニーカー(LCS ブローニュ SP)、カラー:グレー」、『ABCMART大洗シーサイドステーション』、三二八九円(税込)

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