第22話

模擬店はジュースだけ売ったんだけど

その日は暑くて売れ行きが良かった。



時間になって演劇の発表の為、抜け出した。

昨日、、、喧嘩しちゃったし

気分は最悪の朝だったのに

今は、もぅ完全に最高の昼になった。



一ノ瀬先生と喋るだけで

こんな一気に明るくしてくれるんだ、と

思うと何故か、うちまで嬉しくなった♪



そして時間になり演劇の発表がスタートした。

1時間の発表が終わり

いよいよクライマックスが近付いた。



ほんとに忙しすぎて適当に座ったら…何かに当たり

後ろを振り返ると…



なんと一ノ瀬先生が居た。

そして目が合い、お互い笑顔だけで

済ませた。



その日の夜うちは一ノ瀬先生にメールした。



"今日も、お疲れ様でした😊😊😊

2日間、、、忙しかったけど一ノ瀬先生が居たから

頑張れたし楽しかったです🥳🥳(笑)


あっ💦あとシークワーサーほんとに大丈夫やったの?(笑)"




"ほんとに2日間お疲れ様☺️☺️👍俺、居なかったら

楽しくなかったんかよ🤣🤣(笑)


あぁ、あれね(笑)シークワーサー

ほんまに酸っぱすぎて飲めるか、って

蒼空ちゃんに突っ込もうとしたけど…(笑)

案外、飲めたから👍👍(笑)"



"それなら良かったんだけど☺️(笑)

ほんとに、お疲れ様でした😌😌

ゆっくり休んでくださいね~☺️☺️"



"ありがとう☺️蒼空ちゃんもね☺️"



でメールは途切れ

高校生、最後の文化祭が幕を閉じた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る