第6話、河童の伝説

 こんにちは。


 今回、神話ではなく。妖怪の伝説などについて書きたい。

 まず、妖怪で最初に浮かんだのはタイトルにあるように河童だ。悪戯好きで相撲が好き、けど獰猛な一面を持っている。

 河童は人が持つ尻子玉が大好物だ。これを抜かれると人はあの世行きだと言われているが。まあ、河童は川などに入って来た馬や人を引きずり込むとも伝えられている。なかなかに、怖い妖怪だ。


 河童は水に関係が深い。頭には皿があり、これが乾くとあの世行きだとか。

 ちなみに、河童はかわわらしと書く。これは昔に、小さな子が亡くなると水葬にしていた事に因んでいる。そこから、河童伝説が生まれたと言われているが。

 

 河童はかの水神が落ちぶれた姿だとも言い伝えがある。まあ、信憑性は分からないが。

 後、河童の傷薬と言う昔話がある。これはある時に怪我をした河童と遭遇して、傷薬の作り方を教えてもらうという内容だ。この傷薬、どんな酷い傷でもたちまち治してしまうという妙薬らしいが。

 ちなみに、教えてもらったのは医者でこれを患者に処方したら。凄く評判になったと言われている。


 また、河童はキュウリも大好物だとか。これの由来は不明だが。最後に河童にまつわる昔話がもう一つあげたい。

 昔、貧しいながらに子だくさんな夫婦がいた。そんな夫婦の家に河童の子供が一人棲み着いた。

 が、姿や声は嫁さんや子供達にしか分からない。かなりの大食らいで乱暴者だった河童の子供に嫁さんは苦労させられる。

 這々のほうほうのていで嫁さんはお寺の和尚さんに相談した。一部始終を聞いた和尚さんは「何なら、河童の子供やあなたの子供達と一緒に河原に行きなされ」と言ってくれた。

 和尚さんはその際にと、色々と方法を授けてくれたのだった。


 嫁さんは子供達にある日、声を掛ける。


「さ、河原に行くよ。桶をお前達は持って行っておくれ」


『はい!』


 子供達には桶、河童の子供にはざるを持たせたのだった。嫁さんは河原に皆で向かった。


 河原に行き、子供達は元気よく桶に水を汲んでくる。が、河童の子供はざるなため、一向に水を汲めない。実はこれこそが和尚さんが授けてくれた方法だった。


「たまに、河童の母親が怪我をしたりすると。自身の子を人の家に行かせる事がありましてな。けど、同情して助けようとしたら、身代しんだいを潰すと昔から言うからなあ。なら、河原に戻してやった方がまだ、互いのためになる」


 そう言って、和尚さんはざるを持たせ、河原に留め置かせる方法を告げたのだ。けど、子供達の一人が「それだといつまで経っても水は入らんよ、俺の桶と変えよう」と河童の子供に言ってくる。

 嫁さんはそれに慌ててしまい、気が気でなかった。が、河童の子供は「おっかさんの言いつけだ、ざるで良い」と断る。

 嫁さんはホッとしたが。それでも、複雑な気持ちになった。


 その後、河童の子供は戻って来なかった。嫁さんは内心で心配をしていたが。という内容になる。

 それでは失礼する。


 

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