「生きていたのか」


男はさも驚いたかのようにそんなことを言った


「おかしいなぁ、確実に殺したはずなのに」


「なんで、一般人が…そんな…武力を有…している」

「あ?薬だよ、薬」


〈ちゃぷん〉という音ともに男は瓶に入った薬を見せつけてきた


「ま、其処ら辺はアンタの方が詳しいはずだろ?」

「【決して死ねない部隊】を設立した…大隊長さん」


…私は否定をしようとした

だが、事実ではあるのだ…故に、私は言葉を詰まらせてしまった


「情報源はどこだ」

「しらねぇよ―ただローブを着た男だったことは覚えてるが」

「」

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