44:星を揺らす風
私は15階をじっくり見回してから、無限の記憶庫の扉にそろそろと近づいた。
ふーんそうか、閉じたらこんな感じになるのか。と扉を触りながら考える。妙な事に手触りは石壁を触っているようだ。夢の中だから、実物とは違うんだろう。よし頑張って閉じてやる、と手を離したら突然、強い風が吹いてきて顔に当たって驚いた。壁の中から? と目をぱちぱちさせたらすぐに止まった。
何だったんだろ……そういえば、実際の無限の記憶庫も、扉から覗き込んだら風が吹いてたっけ。まあ実際に扉を閉じる時は何が起こるかわからないから、注意しよう。
扉から離れようとした私は、足元の壁に張り紙があるのに気が付いた。床すれすれの位置なので、しゃがんでちょっとカクカクした文字で書かれた文字を読んだ。
――風で星を揺らしてはいけません。
何だこれ? どういう意味?
私はダンジョンに入ってすぐ、1階の休憩処で見かけた張り紙を思い出した。初めて読んだ本を尋ねるような文章だったけど、ダンジョンが出現させているんだろうか……首をひねってから今は考えるのは止めておいた。ここは夢の中だし、何より時間が惜しい。
もう一度見回し、落ち着いてから書斎の深海魚に声をかけないとな、と考えながら階段を上がろうとした私は足を止めた。
さっきの妙な風や、意味不明な張り紙……まさか……深海魚のダンジョンを変化させた存在が、新しいダンジョンにもちょっかいを出している?
急に気味が悪くなった。深海魚と違って、私には何の力も無いのだ。いやでも、ダンジョンは無限の記憶庫の扉を閉めれば安定するし外にも出られるんだ。階段を上りながら、私はこれからダンジョンの守護者になるんだ、びくびくするなと自分に言い聞かせた。
14階は、15階より少し広いぐらいの感じがするけど、ガランとした何も無い部屋だった。私はまだ見てないけど、この階に暗黒女王の裂け目があるのか。あの女王、勝手に入り込んで居座って勝手に妙な通路を作っているんだな。よし、家賃とリフォーム料金を取り立てる代わりにぶん殴ってやる。不法侵入女王め。
ふんすふんすと鼻息を荒くして、13階に上る。この階はもっと狭くて何も無い。永遠の塔に繋がった扉も無い。反対側の何も無い壁が深海魚の原風景に繋がっているのか。私には石壁しか見えなかったし、鱗氏は暗闇だと言ってたし、司書ウサギはいきなり海辺に入り込んだようだし、深海魚はともかく転移後でも13階への出入りは用心した方が良さそうだ。
階段を上って、だだっぴろい12階を一人で歩く。薄暗い空間に空の本棚がずらりと並んでいる様は、なかなか壮観だ。ちょっと寂しいけど。その間を早足で通り抜けて、気になる<穴>を見に行った。深海魚の話を聞く前だったのでそのままにしておいたけど、どうにも心配だ。転移後は状況が変わるといいなあ。誰かが取り込まれたら、今後はダンジョンから出られても迷惑はかけてしまう。
しかし、深海魚より強い力を持つらしい何者かは、どういう必要があってこんな物をダンジョンに作ったんだろう? とコンクリートのような壁を指で突きながら不思議に思った。
12階から11階への階段は、<夢>に話した通りに短くなっていて、ほっと安心する。各階、この距離に固定させたからこれからは移動がしやすくなるぞ。
11階は記憶通りだけども、本棚に一切本が無いのを不思議に思ってしまう。夢の中なので、無人で何も置かれていない空っぽの迷宮案内処など、本棚の隙間を覗いて歩く。やがてひとつの隙間から中を見てびっくりした。
四角い広い部屋の中央に置かれた長いテーブルの周囲にパイプ椅子。天井に蛍光灯が灯っている。資料室だ。でもどうしてここだけにテーブルや椅子があるんだ? そして、突き当りの壁は確か大きな本棚が置かれていたのに、本棚は無く、大きな窓がある。
ガラスの向こうに青空が見えるので度胸を決めて近寄り、外を見た私は思わず「うわ」と声を上げた。
窓の下は、美しい一面の花畑だったのだ。青空の下、色とりどりに咲き誇った花々が地面を埋め尽くし、それが地平線まで続いている。最高の眺めだけども、しかしどうして資料室に窓が。<夢>に要望した記憶も無い。触ってみたけど、はめ殺しなので窓は開けられない。うーんまさか、これも何かにちょっかいを出されているんだろうか? 室内に妙な張り紙などは無いけど、またあらためて調べようと決めて資料室を出た。
10階を同じように見て歩き、ウサギ小通路もちゃんと使えるか司書ウサギに尋ねないと、と考えて9階に辿り着いた。私が訪れる前に崩壊したので初めて見る9階は、他の階とさほど変わりは無い。
ただ本棚は、大型本を置けるようになっているのか、板と板の間がとても広い。もしかしたら、崩壊前は見渡す限り大きな美術全集などが並べられていたのかな。見たかったなー残念だな、と思ってからそうだ中身は白紙だったんだと思い出す。文字じゃなくて画像でもやっぱり力はあるだろうから、ほぼ真っ白だったのかな。深海魚の話で、白紙だった理由は理解したけど。文字の力をなくした白紙の本か……。
私はちょっと落ち着いて考えたくなって、床に座り込んで空っぽの本棚を見上げた。
やっぱり、本が無いと寂しいなあ。
扉を閉めれば、ダンジョン中から本はほぼ全部消えて、こういう眺めになるのか。でもあれらは、文字のない本の形をしたもので本では無い。
祖父はいつも書斎で本を読んだり、書き物をしていたはずだ。その姿をずっと見ていた深海魚は、だから書斎と書斎の本を全て再生して、一番重要な場所にした。
ダンジョンと本棚の裏の世界の年月経過は良くわからないけど、屋敷内の他の場所に積んであった本は、祖父の所有本だったのは理解していた。だから再生してダンジョン内の書庫に移動させてウサギたちに任せ、ダンジョン創始者の伝説が出来上がった。
けれど、無限の本棚と増え続ける白紙の本は、深海魚には残酷だけど、思い違いの結果だ。祖父さんが口にした、他愛ない夢想を本気にしたんだろう。けど、こればかりは仕方が無い。深海魚は、ともかく祖父さんの思いを大事にしたかったんだから。
私は、溜息をついた。
深海魚の作ったダンジョンは、無限の空間や幾つもの世界を組み合わせて、最初から不安定で無理があった。
ダンジョンは、深海魚も気づかないうちに少しずつ限界に近づいていた。そして1階が元の世界と繋がった時の衝撃で綻びが加速し、何者かによる異変が起き始めた……いや、不安定だから元の世界まで移動させられてしまったのかも。そして元の世界の地震の影響も受けてしまった。もしかしたら、私と父親がダンジョンに入ったのも影響は大きかったかも。血縁者だけども、異質な存在なのは間違いない。とどめが、暗黒女王の差し金で本が減らされてバランスが大きく崩れた……。
ダンジョンを移動させ変化させたのは、もしかしたら暗黒女王かもしれない、と私はふと思いついた。
暗黒女王はダンジョンの成り立ちや操作方法を何故か知っている。まあ裂け目から色々見えるんだろう。あの女なら深海魚を悲しませ、ダンジョンを混乱させるために何でもやりかねない……。
いやでも。私は首をひねった。
暗黒女王にそこまでの力、ダンジョンを元の世界まで移動させたり温泉を巨大化させる力はあるかなあ。
深海魚も、自分より強大で認識できない力がダンジョンを変化させたと言ってた。暗黒女王、妖精を巨大化させて手下にしたり、隠れて陰険な事はあれこれやるけど、深海魚以上の力があるんだろうか? 深海魚は次元が違う感じで意志の疎通が出来ないと言ってたけど。
それに、あの張り紙はどうにも暗黒女王らしくない。口では謎めいた事は言ってたけど行動は目立つぞ、あの女。うーん。
まあ、いいか。私は髪の毛をかき回した。
ダンジョンは転移して新しくなったんだ。とにかくぶん殴ってダンジョンから追い出して、裂け目を閉じてしまえばいい。あの女がいなくなれば、少なくともトラブルはやむだろう。
ダンジョンの守護者としては、ダンジョンはもう安定して、落ち着いて欲しい。
私の夢。ダンジョンの皆とダンジョンで楽しく暮らしたい。
そうだ、皆には深海魚も含まれる。書斎の深海魚も、銀の森の深海魚も。
みんなと楽しく暮らす夢に満ちたダンジョン。
扉を閉めて皆が私の事を全部忘れたら……その時はその時に考えよう。また知り合って、仲良くなればいい。もしヴァレンティールが私を忘れても、彼が危険な目にあったり傷つくよりはずっといい。
初めてダンジョンに入ってからの様々出来事を思い出す。
本当に色々あったなあ。ほとんど諦めていた本も何とか見つけたし。
我ながら頑張ったよ。でも、全部過去のことだ。
これからはもっと先、私がダンジョンの1階から元の世界に戻った後、久満老人に本を返した後。
未来の事を考えよう。
ダンジョンで楽しく暮らす……。
ぼんやりと考える私の目の前にある空の本棚に、また本が並んでいる幻影が見えた。
そうだなあ……本が無くなったダンジョンで本棚をどうするかとか考えていなかったけど。
でも。
やっぱり本棚には本が詰まっていた方が楽しいかなあ。
祖父さんや久満老人ほどの本好きじゃないけど、別に本や読書が嫌いではないし、本でいっぱいのダンジョンに馴染んだし。
そうだ、何より本がいっぱいある方が、司書ウサギたちも、ダンジョンの住民も、転移したダンジョンで暮らしやすいんじゃないだろうか。仕組みはあれこれ変わるけど、本がいっぱいなのは同じだ。
突然閃いて、私は思わず立ち上がった。
私のダンジョンも本でいっぱいにしよう。また本を集めて本棚に並べよう。
今度は、私の力で、普通の本を集めよう。
そうだよ。私は元の世界ではこのダンジョンを、父親から正式に相続しているんだ。
だからこのダンジョンで本屋も開業できる!
このダンジョンを1階から12階までの巨大な本屋にしよう!
ウサギが美味しいケーキを出すブックカフェなんて、他のダンジョンには無いぞ。
本棚の隙間の宿泊処は、本好きの人に面白がってもらえそうだ。
鱗氏には、古本屋エリアを作って幻影古書店の幽霊店長をやってもらおう。
吉宝雑貨屋では、店長にキラキラの怪しい異世界グッズを売ってもらおう。古顔だから店賃は無料でいいな、うん。
3階のウサギエリアは、司書担当のウサギがたくさんいるから図書館ぽくしてもいいかもしれない。祖父さんの蔵書閲覧コーナーとか。
そうだ、12階の広い空間に、印刷機とかを置いて本や、案内処配布用フリーペーパーを印刷しようか。父親は知り合いと一緒に工場を借りて、機械の改造をやったりしていたんだ。印刷機に詳しい人もいるかもしれない。落ち着いたら新谷川さん経由で連絡を取れるか調べてみよう。
そうだ、新谷川さんの会社のタオルでウサギグッズを作ってもいいかもしれない。
久満老人は会社を幾つも経営してたんだ。本屋の経営とか教えを請おう。口うるさいだろうけど、まあ祖父さんの孫娘だから、ちょっとぐらい付き合ってくれるだろう。
うん、エルフのヴァレンティールとペラグリアは……まずエルフ世界に戻ってもらわないとな。
アイデアが色々と湧いて来る。久しぶりに、ワクワクとした気分だ。資金や手続きの事は、ダンジョンを出てから考えようっと。
形は変わったけど、祖父さんの夢を引き継いで、私の夢に繋げよう。
本でいっぱいの、明るくて楽しいダンジョンだ!
そうすれば、深海魚も全ての夢が消えた事にならないだろう。
よーし、私は新しい「積ん読ダンジョン」の守護者になろう。
まあ、はっきり言って、積ん読もダンジョンも既にあんまり関係ないけど、でも語呂がいいからこれでいく。もう決めた。
そうだ。深海魚の夢。私は大声で深海魚を呼んだ。
「深海魚、いる?」
ゆらりと、巨大な黒い魚の深海魚が天井から姿を現し、漂いながら近寄って来た。
「なあに?」
私は息を吸うと、深海魚に言った。記憶庫の扉を閉めて、深海魚が私に関する事を忘れてもいい。とにかく今絶対に話をしておきたい。何やら妙な確信があるのだ。ハイになってるのかな。
「あのね……希望は持っていてもいいんじゃないかな」
「希望? 何の希望?」
深海魚が、不思議そうに尋ねた。
「ダンジョンは新しくなったけど、原風景の海辺は変わらない。だからもしかしたら祖父さんが水平線の向こうから、小舟に乗ってあの海辺に、あなたに会いに来るかもしれないよ。水平線の向こうは、あなたにも見えない知らない世界なんでしょう?」
「……うん……」
「私が祖父はもう帰ってこないって断言したのは、あなたが独りで祖父を待ち続けているのが辛かったから。でもそれは、私の気持ちだけであなたの気持ちは考えていなかった……本当にごめんなさい。でも、あなたの話を聞いて、良く考えて、会える希望は持っていてもいいと思った。祖父さん、あなたが甦ってダンジョンいっぱいの本棚を作ったって知ったら、絶対に会いに来ると思う。そういう性格だよ。それに、約束したとおりに私が時々、あなたに会いに行くから独りじゃないよ」
深海魚は、漂いながら私をじっと見つめた。
「あなたも、あの人を待ってくれるの?」
「うん、待つよ。祖父さんに会って話を聞きたいし。海辺で2人でピクニックをしながら、ワインを飲みながらお喋りをしながら待とう。祖父さんとの思い出話を聞かせて欲しいな。白い物見櫓のてっぺんに、2人で座るのもいいかもね」
深海魚の身体全体が一瞬ぱあっと虹色に輝いた。声が明るく弾んだ。
「会えるんだ? 別の世界じゃなくて、 海辺でもう一度、あの人に会えるかもしれない? あの人と一緒にビスケットを食べられる? あの人とお喋りが出来る? あの人とピクニックが出来る? あの人にダンジョンを見てもらえる? 希望。希望か。そうか希望は、ずうっとそのままでいいんだ」
深海魚は大きく回転した。
「菜月が、あの人のダンジョンを引き継いでくれて、本当に良かった。あの人の血縁者が菜月で本当に嬉しい」
私も思わず声を出して笑った。
「あなたが嬉しいと私も嬉しいよ。私ね、私のダンジョンも本でいっぱいにする事にした。だから維持をよろしくだね。今度は、私の世界から本をどんどん運び込むんだ。本棚は無限じゃないけど、でも本がいっぱい詰まった本棚がダンジョンに並ぶんだ。きっと祖父さんの夢に近いと思う」
「うん、そうだね。あの人の夢は消えたけど、でも菜月の夢の中で残るんだ。嬉しいな嬉しいな」
「ダンジョンは、私とあなたの共同作業でやる事になるんだよ。書斎の深海魚と<夢>にも会って話をしないとね」
「うん、きっと喜ぶよ。楽しみだな」
深海魚は、ぐるぐると回転すると通路の奥に漂って行った。
私も後を追って、思わず走り出した。夢の中だからか、身体が軽くて息が切れたりしない。どこまでも走れそうだ。
ショルダーバッグを抱きしめて、私は全速力でダンジョンの通路を走り、階段を上った。
走り、時々本棚の隙間を覗き、また走った。大丈夫、間違いなく安定したダンジョン、私の夢に満ちたダンジョンだ。
8階、7階、6階、5階、4階、3階、2階。
最後の階段を上って、私はダンジョンの1階の通路に立った。
突き当りに、ぼんやりと明るい小さな光が見える。あそこがダンジョンの夢の終わりかな。
立ち止まっている私の横の壁から、深海魚が現れた。
「菜月、あの光の幕を通り抜ければ、ダンジョンの13階に帰還するよ。ダンジョンの夢の世界はここまで。私は先に行ってるね」
「ありがとう。そうだ、またあなたに会いたい時はどうすればいいの?」
「守護者の声はどこでも聞こえるから、さっきみたいに呼んでくれればそれでいいよ。でも、ダンジョンでは魚の姿は嫌がられるから、なるべく夜になってからがいいな」
そうだった。海の気配は拒否されているんだった。
天井に姿を消す深海魚を見送りながら、初めてダンジョンの1階だけに入った時の、通路の奥から吹いてきた磯の香りの風を思い出した。
一瞬、引っ掛かった。15階の張り紙。風で星を揺らしてはいけません……。
もしかしたら、ずっと、何かがちょっかいを出していたのかもしれない。あり得るな。意味は相変わらず不明だけど、用心はしておこう。
張り紙の件は頭から追い出し、休憩処などを確認する。どんどん嬉しくなってきた。まだ記憶庫の扉を閉じたり、暗黒女王を追い払うという大事な事は残っている。でもとにかく、ヴァレンティールや皆に会える。
そして、とうとう通路の終わりに辿り着いた。ダンジョンを振り返る。本が1冊も無い、無人のダンジョンを見るのはこれで最後だ。私は思わずダンジョンへの挨拶を呟いた。
「また本がいっぱいの積ん読ダンジョンになるけど、これからよろしく頼むね。私も守護者として、深海魚と一緒に頑張るからさ」
そして、私はショルダーバッグを胸に抱えて光の幕をくぐり抜けた。そうだ、いずれ父親みたいに、私が新しい『ダンジョン・ガイドブック』を書くのもいいかもしれない――
――私は石造りの薄暗い狭い部屋の真ん中に立っていた。
天井は高く周囲は石の壁だけ。正面に下りていく階段の暗い入り口が見える。振り向くと上る階段。左手の石壁に、木製の立派な両開きの扉……あれは永遠の塔に通じる扉だ。私は思わず笑顔になった。ダンジョンの13階だ! 今度こそ間違いない、やっと戻って来たんだ!
突然私は、強い空腹を覚えた。考えれば出発してからほぼ何も口にしていない。タルトやビスケットだけだったもんな。12階でヴァレンティールや皆に会って、それから何か食べよう。急いで階段まで行こうとした瞬間、いきなり両肩に痛みが走った。反応する間もなく低い声が響く。
「迷宮に何をした血縁者」
長い黒髪を揺らし私の肩を両手で強く掴んだ暗黒女王が、ぎらぎら光る紫色の瞳で私を睨みつけていた。
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