第41話
俺は、テーブルにドンッと激しく手を付いて立ち上がった。
その衝撃で、テーブルの上にあった拓海のジュースと俺のシェイクが弾け飛ぶ。
「おわっ、北斗!どうした!?」
拓海がそんなことを叫んでいた気がする。
驚く拓海を無視して、俺が渾身の睨みを効かせたのは、衝立の向こう側のテーブルだった。
…そこにいたのは茶髪でクルクルのアホそうな女と…目を見開いて心底俺の登場に驚いている、見た目だけは爽やかな男…
香夏の彼氏の、シブヤだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます