第4話戦争
私達は、家の隣りにある離れで暮らすことになった。朝食は、家の方へ行き、食べてから農園にいった。そんな毎日のなか、しゃれにならない話が舞い込んで来た。戦争だ。毎日TVが、ニュースで伝えていた。我が国は、世界で一番の軍事力をもつ大国だ、負けることはないだろうが、一部やられてしまう所も出て来るだろう、他国は、ロングコールドウィンターなる核兵器を所有している。それを搭載している飛行機を狙っている。準備万端だ核戦争は起きない!絶対的に打破する。と軍事長官が、TVで言ってた。本当に大丈夫かなぁと、ジョンは言った。私も心配だった。ある日、農園で作業している時に、つわりがあった。私は、農園で吐いた。すぐに救急車をよび、家族は病院へと向かった。3ヶ月ですと医者は言った。家族はみんなよろこんだ。これで孫の顔がみれるのう そうおじいさんが言った。男の子かなぁ、女の子かなぁ、ジョンは、ひたすら考えていた。名前も考えておこう、そうジョンは言った。あと数ヶ月で赤ちゃんが生まれる。わたしは考えただけで、涙が出てきた。こんなに嬉しい事は無い。私にも家族が出来るんだ、そう思うと、また涙が出て来た。その夜月明かりが、窓から刺してきた。なんてロマンチックなよるなんだろう、満月は、銀色に光っていて、まるで、天使が、空から舞い降りる様な感じだった。私はお腹を優しく撫でながら、貴方は男の子なの女の子なの?と、訪ねてみても、返事がなかった。
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