第6話 クリスタル・ドラゴン カティアside

今回はカティアのクリスタルドラゴン狩りです。飛ばさないでください。本編に近い感じなので。(というか本編だよ。)



『クリスタル・ドラゴンくらい余裕だよ。カティアなら。』



そんなことを言われたので、狩りに行きます。一狩りしてきます。




「あ、見つけた。あれかぁ…………あれが、クリスタルドラゴン。」




クリスタルドラゴンの等級はA級。

私の等級はB級。え??等級の順??


F→E→D→C→B→A→Sですけど??私は普通。マスター??シンは……………ランク詐欺の人かな??マスターE級なのに、A級モンスター狩れてるし………。

しかもソロだから、S級でいいんだよね。マスターはやっぱり最強。それで速度特化型。特化型って……………ロマンあるよね。犯したい。間違えた。食べ尽くしたい。これも間違えた。あのショ………んんっ、かわいいから!!



「さて、一狩りしようか。」




『ぐ??ぐきゃぁあああああああああ』



「うるさい、死ね。」

『ぎゃおおおおううう!!!!』


猫猫!!ぱ〜んち。


「私の勝ち。」

『ぎゃ…………ぎゃおうっ。』



「私は、マスターのために。」



なんだ。クリスタルドラゴン。弱いじゃん。余裕だった………。アレいらなかった…………。





「あ、宿どこだろ??わかんないや。」




「おう、お嬢ちゃん。」

「なに??」

「さっき来たチb…………かわいい男は『赤染め亭』に行ったぞ。」

「どこそこ??」

「あー、すぐそこを曲がってくれたらわかるぞ。」

「どうも。門番さん。」



「………到着。」

「おー、おかえりー。」

「なんで、ここ??」

「名前のセンス良くない??」

「『血染め亭』ね。」


「まるで血を染める場所みたいね。」

「そうだなー。でも、羊を(血で)染めるらしいぞ??」

「どゆこと??」

「いや、羊を解体すんだって〜。」

「なるほど??…………うん、確かにそんな匂いするね。」

「そうだろう。ここの名物は『腸詰めソーセージ』だとよ。」

「食べる。」

「じゃぁ、ほい。どうぞ~。」

「いいの!?」

「食べかけだけどな。」

「食べかけがいいの!!」


やったー。やった!!シンの食べかけ!!間接キス!!

テイムされてからはおかしくなった気がするけど、気のせい!!


うま。おいしい。まぁ、シンとの間接キスのおかげで数十倍うまいんですけども。




「さて、隣の部屋のやつがうるさいかもだが、内訳はどうする??」

「内訳??」


なにそれ??おいしいの??


「はぁ、一緒のベットで寝れないだろ。」

「気遣い、いらない。」

「なんで??性別違うじゃん。」

「私、女の子。シン、男の娘。」

「ん〜、なーんか釈然としないね。」

「そう。でも寝ることは決定。」

「一応、俺がマスターなんですけどね………。」

「知ってる。でも、私の耳と尻尾、あったかいよ。」

「おーけー。許す。」


落ちた。これが俗に言う即落ち2コマ。落としたぜ。シン、寒がりだから。仕方ない。




「おやすみ、シン。」

「おー、おやすみカティア。」



一緒のベット。すんすん。いいにおい。落ち着くにおい。それじゃぁおやすみなさい。







…………………あ、クリスタルドラゴンの報告忘れた。まぁ、明日でいいか。(よくないです。)

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