第2話 カティアの成長。
「やば。」
そう、カティアと一緒に冒険者登録をしたんだ。
「初めての方ですね??それでは…………」
と、長々に説明されて登録を済ませた。お金も払った。銀貨一枚。安めだな。
金の価値??それは………
上から順に
白金貨 1000万円
金貨 10万円
銀貨 1000円
銅貨 100円
といったところだろうか。両替システムは、10枚で交換。白金貨と金貨は別枠といったところだろうか。平民だから、知らん。
冒険者ギルドは差別をしない。良くも悪くも実力主義。実力があればある程度は許される。しかし、喧嘩は両成敗。人権はギルドに属している限り、認められる。
よって今は…………カティアの実力を養っているのだが―――これがなんと、強い。普通にB級はある。
僕??僕は…………E級です。
上げてないんだよね。昇格任務っていうのがありました。でも、やってないです。D級からは、少し面倒なので。強制が入るんですよね。スタンピード(ここ数百年起きてない)とかに強制参加です。だから、実際にはまぁ、A級くらいはあると思います。
速度特化型だけど、体術は使えるし、格闘術もそこそこ。だから、ある程度は勝てます。
だから、徹底的にカティアを鍛えています。二度とスラム街で彷徨っていないように。
そうして、半年が経ちました。
もう勝てません。なんなん??小指で巨岩砕けるって。どうゆうこと??知ってたけどさ。
獣人(猫)は、魔力はないが、身体能力に優れ、圧倒的に筋肉の質が違うと。
これでも、勝てないもんなの??いや、テイムしてるから、忠誠を誓ってくれてるんだけどさ。いつ破れるかもじゃん??いつとけてもおかしくないじゃん??
「シン、できた。」
「はいほーい。…………えぇ??まじでできちゃったの??」
「はい、シンのおかげ!!」
「うん、かわいい。」
「………えへへへ」
顔赤らめてる。こういうところは乙女なんだよなー。もっいない。
「いつでもテイムから外してもいいからね??」
「………シン、言ってていいことと、悪いことがあります。」
「ええ??これ、悪いことだったの??」
「うん、悪いこと。例え、マスターでもそれは許せない。もし、勝手にテイムとったら、どうなるか分からないから。」
【ザ………ザザ……危機を検知………】
「ん?」
「何か聞こえた??」
「いや、何も聞こえないけど………空耳かな??」
【ピー………ザ…ザザッ…………】
「んー、空耳かな。じゃぁ、帰ろっか。依頼達成報告。」
「わかった!!」
【ザ………ザザザッ…………
は??
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前世から虐げられていた僕が人類崩壊レイドボス級亜人達を引き連れたら、人類崩壊一歩手前で草。 Diction @Diction
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