人間はとめどなく青い

NiceWell

第1話

人生について

事細かに言う必要はないだろう

そもそも人間など一個人の感慨に浸り

その都度社会を見ている


一日にしてならず

それこそ本末である


では生きる過程において

死ほど順枠なものはなく

されど軽率に生きてはいる


神もされど

愛もあれど

その方角に

死は何を教えているか

その方便について

いささか誰もが口をそろえて


淘汰しているだろう


つまりは集合意識または終始不のない言論


それこそが日々である


心配いらぬ

あなたはもう、生きてはいるが死んではない


これはもう、あくなき探求の途中である


足をとめど

人間はいまだ青き


この意味を忘れないでくれ


さらば青年とうら若い少女よ

その世界に幸あれ

または青くあれ

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