第5話 住むところを考えよう
これからの事をラナさんと話をすることにした。まずは住む所が必要だが、私は普通のサラリーマンだったので家を建てたりはできない。なのでスマホで見つけたのがこれだ
「ラナさん住む所なんだけど、私は家を建てたりできないですが、このスマホで狭いですが、住むところを購入できるのでそちらにしようと思います」
そう言って、川から離れた少し開けた場所で先ほど購入したコンテナハウスをインベントリから取り出して設置する。直置きはよくなさそうなので、一度収納してからコンテナハウスを設置した地面にブロックを設置し再びコンテナハウスを設置した
「ラナさんこれがラナさんのこれから住む所になります。狭いところですいませんがとりあえず中にはいってみましょう」
いきなり出てきたコンテナハウスに驚いて目を見開いていたが、声をかけると恐る恐るこちらに歩いてきた
「まずはここで履物を脱いでください」
小さい玄関でサンダルを脱いで2人はコンテナハウスのなかに入っていく。中を見てみるとだいたい6畳弱といった広さだ。このくらいあれば住めそうだと説明を始める
「この家はコンテナハウスでその上にソーラーパネルが付いたものになります。んーソーラーパネルでは分からないですよね。太陽の光を屋根についているパネルが受けるとこの中で電気というものが使えるようになって、簡単に言うと私の世界の便利なものが使えるということです」
うまく説明できない為、ラナさんは困り顔をしている。うん、わからないよね
「ここのスイッチを押すと天井に光が付きます。夜などはここを押してください」
「次にこのリモコンを操作すると、温かい風でたり冷たい風がでたりします。操作は難しいと思うのでまた後で説明します」
エアコンの詳しい説明を後回しにして、購入しておいたベットを設置、後は入口の近くに一人暮らし用の冷蔵庫を入口の近くに置き、水やお茶などのペットボトルをいれていく
「ベットはあまり大きいのを置くと部屋が狭くなるので小さいですがこれで我慢してください。あとこちらは冷蔵庫と言って物を冷やす箱なんですが中に水やお茶を入れていますので、喉が渇いたら上にコップを置いときますので自由に飲んでください」
説明すると、ラナさんはベットに腰かけてみたり冷蔵庫を開けてみたりと楽しそうに部屋のなかを歩き回って
「部屋もベットもこれで十分です。無人島と聞いて寝泊りをどうするのか不安でしたがこれなら安心して休めます」
「後の家具はなにがあるのか、なにが必要なのかわからないと思うので少しずつ増やしていきましょう」
「はい、それでお願いします」
次は私の家の設置だなと考えたていたら、そういえばラナさんは追放されて魔の森まで馬車で三日ほど移動していたと、言っていたので結構疲れているのかもと
「ラナさんいろいろあったので、疲れてませんか?あとは私の部屋を用意したりするぐらなので少し部屋で休まれますか?」
少し考えた様子のあと
「はい、それでしたら少し休ませてもらいます」
「それではゆっくり休んでくださいね」
と部屋をでて自分の部屋の設置に向かった
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