帰省してきた子どもたちのおかず【豚バラ】 角煮

 ようこそいらっしゃいました。

ここは小烏の台所です。


 今日は子どもたちが帰省してきます。

それまでにある程度おせちを作りましょう。


 ◆シイタケのうま煮


 昨日から水で戻していた干しシイタケは軸を切って鍋に入れます。

鍋に戻し汁と砂糖(全量の1/3)を入れてコトコト煮込みましょう。

シイタケがふっくら煮えたら、砂糖の残りと醤油を加えて煮詰めます。

鍋底にうっすら煮汁が残るくらいになったら、冷ましてタッパーに移します。


 ◆大根なます

 甘酢を作ります。

酢にみりんと砂糖を加えてレンチンして角を取ります。

ユズを絞って、皮は細かく切ります。

昆布を小さく切っておきます。

甘酢にユズの搾り汁と切った皮、昆布、唐辛子を加えてよく混ぜます。


 大根とニンジンをスライサー(この度購入、働き方改革の一環)で薄く切ります。

砂糖と塩を全体にまぶしてしばらく置きます。

水分が出てきたらぎゅっと搾ります。


 作っておいた甘酢に入れてよく混ぜましょう。


 ◆田作り


 田作り用の煮干しは鉄のフライパンでシッカリ炒ります。

目安は弱火よりの中火で15分。

良くかき混ぜながら乾煎りしましょう。


 頭がカリカリになったら広げた新聞に移します。

炒っている間暇なので、毎年足踏みをするようにしています。

歩数が稼げてお得な気持になれます。


 タレを作ります。

洗ったフライパンに砂糖、醤油、酒、みりんを入れて煮たてます。

煮汁が少しとろりとしてきたら、火を止めて煎った煮干しを入れてよく混ぜます。


 粘度が足りないようなら、火にかけて少しだけ煮詰めます。

クッキングペーパーの上に広げてゴマを振り、冷めたら容器に入れます。

 


 ◆数の子

 

 漬け汁を作ります。

出汁、かつお節(ガッツリ一握り)、薄口醤油、塩、みりんを一度煮立たせて冷まします。

漉しながらタッパーに移します。


 昨日から塩抜きをしている数の子の皮を剥きましょう。

一口に割りつつ、浸け汁に入れていきます。


 ◆松前漬け

 

 松前漬けの素があります。

これに切りスルメ(?)と細切りのニンジン、タッパーに入りきらなかった数の子も切って加えました。


 夜にはもう食べることが出来て、何故か孫たちに大好評でした。


 ◆栗きんとん


 サツマイモは皮を厚めに剥いて輪切りにします。

ボウルに水を入れて、切ったサツマイモを浸けてしばらく置いておきましょう。


 鍋にサツマイモを移してひたひたの水、山梔子の実(割っておく)を加えます。

小さな火でゆっくり加熱しましょう。

ゆっくり茹でると甘みが増します。


 サツマイモが柔らかく煮えたら、山梔子を取り出して湯を捨てます。

丁寧に滑らかな栗きんとんをご所望の方は、ザルで漉しましょう。

そこまででは求めていないよという方は、鍋のまま適当な道具でつぶしましょう。


 しっかり甘いのがいい方はここに砂糖、みりんで味をつけます。

あっさりした甘みがいい方は、栗の甘煮のシロップを加えましょう。


 甘みを加えたら鍋をまた火にかけて練っていきます。

サツマイモがトロトロになったら火を止めましょう。

ここに栗を加えて混ぜましょう。


 ◆豚肉のコーラ煮→角煮

 

 前日に豚肉の塊を紅茶煮にしてあります。

コーラで煮るつもりだったのですが、帰ってきた息子が見つけて飲んでしまいました。

なので急遽角煮に変更です。


 塊肉は厚めに切り分けます。

肉を鍋に入れて紅茶煮にした煮汁、椎茸のうま煮の煮汁の残り、数の子のつけ汁の残り、砂糖、みりんを加えてコトコト一時間煮込みます。


 これをおせちにしようと思っていたのですが、みんながもう食べようというので夕食のおかずになりました。



〈今日のお義母さん〉

★☆☆


私ゃ食べんわと言って肉の一切れだけ食べて残されました。

あとでお嫁ちゃんに勧めて食べてもらっていました。

 

今日はみんなが帰って来た時お茶タイムで一人一個「紅マドンナ」(奮発して)を出しました。

とても甘くて香り高くて美味しかったのですが、けっこう大きかったのでお腹いっぱいになったそうです。



追記

写真ですが、コラージュは写真六枚までしか使えなくて「シイタケのうま煮」が外れてしまいました。

ご了承ください。

 


近況ノートに写真があります

https://kakuyomu.jp/users/9875hh564/news/16818093091254474106

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