チョッチョが登場していないのに、彼の音楽教師としてのダメダメ度が際立った回でしたね。
音楽の知識量がすごくて圧倒されました。
きらびやかな世界が……。
これはもう、アルに惚れるしか道はないですね。
そしてストレートに
「ブリタンニア王国へ行ってしまうの?」
って聞いちゃった。
キャッ(*´ω`*)
作者からの返信
チョッチョ、やっぱり先生としてはダメダメだった! ということが浮き彫りに笑
音楽系の話、分かりやすく書けていたでしょうか・・・!?
専門的になりすぎず、でも臨場感を出すのは、簡単ではないっすね!
リラは基本的にストレートに尋ねるタイプです(^_^;)
真面目さの表れ? それとも若くて世間ずれしていないからなのか・・・
こーいーしちゃったんだぁ♪
わたし現実世界では恋を応援できない小さな人間ですが、お話の中の人たちはばんばん応援したるわよっ。
ところで、人名の前にシニョールとかマドモアゼルとかつけますけど、「どっちやねん」な人に対してはどうするものなんでしょう。「男性ですか」「未婚ですか」って聞くのも失礼だし。
作者からの返信
>「どっちやねん」な人に対してはどうするものなんでしょう
イタリア語のお嬢さんは「シニョリーナ」、奥様は「シニョーラ」なんですが、未婚・既婚に関わらず年齢で分けてる感じです。
でも中途半端な年齢の人にはシニョーラって言った方が敬意を表していることになったり、逆にどうみてもシニョーラな年齢の人にシニョリーナって声をかけることで、おべっか使ってる?感じになったりもします。
英語の「エクスキューズ・ミー」みたいな声がけの言葉がないので(ぶつかったときに謝る言葉はあるけど)、スーパーとかで店員が客に呼びかけるときも(おつり忘れてるよ、とか)、シニョールやシニョーラを使いますね。
男女は・・・笑
初見だったら困りますね!
相手としゃべったあとなら、相手の言葉から性自認がわかります。
たとえば男性が言う「I went~」は「sono andato~」。
女性なら「sono andata~」になるので言葉が変わるから。
さすが音楽の専門知識に明るいれんさんが綴られるだけあって、没入感がはんぱないです。
今は簡単な電子の調音機がありますが、当時のものはどんなのだったのかな?時間かかったのかな…なんて想像していました꒰ ´͈ ꒳ `͈ ꒱
作者からの返信
読みに来ていただきありがとうございます!
私が自分で調律してしまうときなんて、スマホに入れているアプリですが(^_^;)
音楽院の授業で習ったときはまず音叉を使って基準の音を合わせてから、オクターブを合わせて、5度を合わせて~とかやりました。
でも1800年代前半ってまだ音叉もなく、調子笛の時代だったそうです・・・
大変そう~
チョッチョの教えの酷さが、改めてわかっちゃったやつですね(;´∀`)
そして、アルカンジェロが素敵すぎますっ!
こりゃーリラちゃんもイチコロじゃー!w
作者からの返信
チョッチョは5年前くらいからリラの音楽教師という設定なのですが、12歳頃だったから文句も言えなかった。でも今、「やっぱりあいつのレッスン、なかったわ~」と思ってると思います!
アルカンジェロ、ちゃんとスパダリしてます笑
リラを恋に落とせっ
こんにちは。
「優しくて熱心だった女性歌手の先生は、彼女の愛する師匠と共に、教会の禁制が及ばないブリタンニア王国へ旅立った。」ドラマあり、ですねえ。
作者からの返信
素敵なレビューを書いていただき、ありがとうございます!
「ショック(をうけたフリをしとくか)」がその通りすぎて、笑っちゃいました(≧▽≦)
「音楽のシーンは圧巻」と言っていただき、ありがたいです。
音楽は官能的なものですよね~ これこそ吊り橋効果!?
アルに再会したリラ。この後の展開が楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
リラとアルが再会して、物語が(恋が?)動き出します!
美しいレッスンですね〜✨✨
リラちゃんが音楽が大好きなのが伝わってきます♡
作者からの返信
プロを目指していなくたって、お嬢様の習い事だって、ちゃんとしたレッスンを受けたいですよね!
リラ、音楽レッスンを楽しんでいます。
>隣でしっかりと音楽に耳を傾け
アルカンジェロ、知識も豊富で真面目に指導もしてくれる、いい先生ですね☆
それにしても……
>彼女が祖国を捨てて愛を選んだ
女性歌手の先生の状況から、この国の生きづらさが伝わってきました。。。(;´д`)トホホ
作者からの返信
>この国の生きづらさ
ねーほんと。
ロムルツィアという国名は、ローマとヴェネツィアをまぜたので笑(混ぜるな危険)
まあローマくらい教会が強いということで!
(ヴェネツィアは教会の力があまり及ばなかったので、我ながらどうかと思う設定なのですが・・・そうは言ってもカトリックの影響下ではありました)
調律の奥深さにまで言及してらっしゃる点などさすがです🥲✨
音楽家達の精巧かつ血の滲むような努力や研究の上に咲く、煌びやか宮廷音楽の世界。
そして切っても切れないロマンスの香り。
中世音楽の世界観は、ある意味唯一無二の空気感がありますね!
作者からの返信
音楽院で受けた授業で、歴史的音律の話がとても興味深かったのです!
古代ギリシャのピタゴラスなんかから始まるのです。
あと実地で調律する授業もありました。印象深かったので、よく物語に登場させたくなります笑
心の奥底にバロック音楽を布教したい思いがあるので、こういう描写から一人でも興味を持ってくれたらいいなーなんて笑
コメントありがとうございます!!
新しい先生について、チョッチョのダメダメ度が際立ってしまいましたね!?
お母さんの恋の奴隷にもなってるし…リラからすると、もうあいつには教わらない、ってなりそうですね。
それにしても、リラはもうすっかり夢見る少女みたいになっちゃって…w
アルの術中にハマっているのかもw
作者からの返信
比較するとチョッチョが・・・(^_^;)
リラは以前からチョッチョにいら立っていたようなので、もう戻れないでしょうね!
アルカンジェロが海外に行ってしまうのだとしても、ほかの先生を探してもらわなければ。
>アルの術中
www しょっぱなから実は仕掛けられていましたからね!(リラは気づいておらず)
リラちゃん、ウキウキ♪
でも、不安!
作者からの返信
まさにそうです、うきうきしてるけど、不安なんでしょうねえ・・・
そりゃあ教えを乞うなら、ちゃんとした人に教わりたいですよね(*-ω-)
とはいえ、本題はブリタンニア王国へ行ってしまうのかどうか?
果たして彼の答えは……?
作者からの返信
教養を身に着けるためのレッスンだって、まじめに教えて欲しいですよね~
真面目に練習するタイプであるリラはイライラ(^_^;)
ド直球の質問をアルに投げつけましたが、答えは?
アルベルト殿下を彷彿させるアルカンジェロ。
彼は本当にアルベルト殿下じゃないのかしら。
そして本当にブリタンニア王国へ行ってしまうのかしら。
作者からの返信
王子だったらブリタンニア王国へ行ってしまうわけはないのですが、
しかしまた、王子だったら真実を教えてくれるとも思えず。
果たして彼の答えは?
編集済
やる気のないチョッチョを早くクビにすればよかったですね。でもそしたら、アルカンジェロに先生になってもらえなかったかもしれないから、かえってよかったのかもしれませんが。
お兄ちゃんは、アルカンジェロ派遣を望むのは王子毒殺事件解決のためと音楽監督宛の手紙に書いてはいないけど、音楽監督は意を汲んでくれたのでしょうか?音楽監督は味方なのですか?
ところで、拙作に渾身のレビューをありがとうございました。主役2人の恋愛が主題ではありますが、それ以外の人々の悲喜こもごもな人生にも光を当てた群像劇にしたかったので、そこに着目していただけて特に嬉しかったです。
追伸:なぬなぬ~、体位法についてメモした手帳?!……違う、違う! 音楽音痴な私は、恥ずかしながら対位法は知りませんでした(恥)
それから、拙作のアントンが興味深いと思ってくださってありがとうございます。嬉しいです。
作者からの返信
>やる気のないチョッチョを早くクビにすればよかったですね
チョッチョ「なっ、ななな! ボクの本職は歌うこと♪ 教えることじゃないもんねっ」
リラ「教師として雇って給金出してるのに。確か5年くらい前にチョッチョに代わっちゃったのよね。私もまだ子供だったから、先生を変えるなんて思いつかなかったのよ」
>音楽監督は味方なのですか?
音楽監督は何も知らないのです。
「リラお嬢様がご興味を持たれた手帳の内容について教えてほしい? アルカンジェロ、なんのことだい?」
「対位法についてメモした手帳をリラ嬢に見られたのです。あの方は作曲技法にご興味があるようで」
などという会話が繰り広げられていました。
御作につきまして、アントンのキャラがとくに興味深いと思っています。
登場してすぐの頃は、貧しい庶民のために改革を成し遂げようとする正義の味方なのかと思いきや、性的な方はかなりだらしなく、しかしやがてそれも薬の副作用と分かる。
しかし平然と親殺しに言及する冷徹な男でもある。
まだ若いけど大物の空気をびしばし感じます!
アルカンジェロによる調律でリラが生き生きしてきましたね!
〉首元まで折り目正しく白いスカーフで覆っている。
伏線やろなあwww
あるはずのないものがありそうw
作者からの返信
おおお、その伏線に気付かれるとは!
バロック時代の服装は首元が隠れるのですが、聖歌隊服はその限りではないはず。ゆえにリラの目に留まったのです。
アルと呼んでください……チョコレートブラウンの瞳……トパーズのような鋭利な光……椅子に残る、彼の体温……高まる鼓動……さあさあ恋が盛りあがってきました! ⇒ 壁の侍女 いたのかよ!😂
ちゃんとお目付けしてるんですね笑
この時代は、楽器のチューニング能力も、ひとつの才能ですねぇ。。。
作者からの返信
侍女、いました!!🤣
コメント笑っちゃいました!
小声で話せば聞こえないくらいの距離感にはいますが、不埒なことはできない程度には目を光らせています。お嬢様にプライバシーはないのだ笑
現代だとアプリでチューニングできますからね!
ヴェルクマイスターとかキルンベルガーとか選択できるアプリもあってすごい。
でも音楽院では手動で調律する方法も習いました!
唸りに耳を傾けたりするやつ。
編集済
過去の悲しい出来事を、新しい出会いが塗り替えてくれたらいいのですが(ToT)
アルという同じ響きのせいか、事件のことよりも音楽で通じ合うふたりの雰囲気がなんだか良い感じ♪
綾森さまの得意な分野が作品にふんだんに練り込まれているので、この手の分野にあまり詳しくない私でもじゅうぶん楽しめるのがいいなぁと。
作者からの返信
じゅうぶん楽しんでいただけてますか!? よかったーっ
あまり専門的になるのもいかがなものかとは思うのですが、かといって、音楽部分がいい加減だとヒーローのかっこよさも半減してしまうはず。
音楽を通じて心を通わせ合い、恋愛へと発展していきます!
でもマジで、合奏とかアンサンブルとか、恋の始まりに発展しがち・・・
大学時代バンドサークルにいましたが、まあカップルがよくできること!笑
一緒に音楽やると、その気になっちゃうんですよね~
すごいです、アルカンジェロ。
音楽の知識が深い!!
そして、耳も技術も一流なんですね。素敵です。
作者からの返信
音楽の知識と技術でかっこよさを表現しようと頑張ったので、素敵と言っていただけて嬉しいです!
音楽に長けている人は男でも女でもかっこいいはず!
綾森れん様、コメント失礼致します。
「アル」
リラにとって、ふたりのアル。
最初のアル。アルベルト殿下。
次のアル。アルト歌手のアルカンジェロ・ディベッラ。
リラは懐かしい呼び名で、アルカンジェロとの心の距離を詰められるのか。
そして密偵同士で情報交換と共有ができるかどうか。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
>密偵同士で情報交換
これが10話になっちゃうんですが、ちゃんとします!
まあ最初は微妙にかわされそうになるけど、リラが許しません笑
「アルとお呼びください」は明らかにアルカンジェロ、狙ってますからね👍
翻弄されるリラです笑
真実を知るのは19話とかなり先で、それまでさんざん悩まされる羽目に。
しかーし。真実を知ったらさらに悩む羽目に!!
音楽に疎い尾岡ですが、綾森先生の音楽理論は圧巻です。
調律というある意味、当たり前なんでしょうが、
そこが狂っていたら、苦痛でしかないですよね。
>胸に針がささったようにちくりと痛んだ。
この感情の意味を知るほど、大人ではないだろうリラさん。
次話を期待したいと思います!
作者からの返信
古楽は色々な音律が出てきて面白いんですよー!
音楽院で受けた音律の授業が面白くて、時々作中に使ってしまうのです(精霊王でも皇后さまが語っていたはず)。
>この感情の意味を知るほど、大人ではないだろうリラさん。
うわははは!
そうだぞ、リラ。まだ恋を知らないくせに、いっちょまえに!!
コメントお邪魔いたします。
リラ様思わずアルカンジェロ氏が、ブリタニアンに行ってしまうのか、聞いてしまったようにお見受けいたします。
浅学の身でして、楽器や音楽には詳しく無いのですが、楽しそうに演奏する2人が羨ましいです。
ピアノを弾けなくなった、私には。
作者からの返信
ヤナギメリア様、過去にはピアノを習っておられた!?
私も子供の頃に習っていましたが、今はたいして弾けません💦
古楽科がチェンバロ必修だったので、タッチが全然違うんですよね~
リラは思わず、アルカンジェロがブリタンニア王国へ行ってしまうのか、聞いてしまいましたね。ちゃんと答えてもらえるのか!?
家庭教師でありながら授業中に手鏡覗いてるのか、所詮はチョンチョンだな
千キロ譲って人に教えるのに向かないけど才能はあると認識してやっても良いかも知れないけど
作者からの返信
そうです、チョッチョはレッスン中に隣に座ってるんだけど、手鏡をのぞいてつけぼくろの位置を確認しているやる気のない教師です笑
チョッチョ「だってぇ、これからロザリンダ様にお会いするんですものぉ」
>人に教えるのに向かない
ですね! 教えるのは好きじゃないんでしょう。好きじゃない仕事には身が入らないタイプ!
ブリタンニア王国かなり気になるでありますなー('ω')
作者からの返信
イギリスがモデルです!
おおー、アルは本物ですね。
お母様の愛人とは違う……。
良い師匠に習えば腕も上がりそう。
いきなりストレートに聞きましたね。
アルはなんて答えるんだろう。
作者からの返信
せっかく習い事をするならきちんと教えてくれる先生に習いたいですよね。
リラはレッスンに満足している様子。
でもってストレートに聞きました笑
結構、今後もずばっと尋ねるシーンが多い気がします。もじもじうじうじしている展開、イラっとしちゃうんですよねー(;´∀`)
調律も目的意識を持ってすればすっきりとした音が立つのですね。耳の痛い言の葉で御座います。そこまでの思いをこめて音を作ることができる人なら教師として最適です。それ以外の目的が大きすぎますが・・・
愛を誓う場所との意識が強いですが、教会は意外と偏屈者ですね。数々の才能や想いを潰してきたのでしょう。悔しい限りです。
作者からの返信
チェンバロの歴史的音律って色々あるんですけれど、確かにすっきり感とか、不協和音の不協和感とか変わるんですよね。
いやーでも私にはそんな細かいことはっ 1時間も弾いたらずれるし!
でも音律がたとえ平均律でも、先生が丁寧に調律してくれると、鍵盤のタッチがそろって弾きやすくなる。
試験時は先生が調律してくれたので、「練習時より弾きやすい!」と思っていました笑
カトリック全盛期のころはほんと・・・まあこの物語の舞台になっている18世紀前半にはすでにプロテスタントも台頭しているし、政治的には教会の力も失われつつあるけれど、それでも影響は及ぼしてくるんですよね~
拝読致しました。
いよいよアルさんによるレッスン開始、ですね!
しっかりときめいてしまっている様子が微笑ましい(^^)
しかし、恋愛の壁となって現れるのか、教会。
自由恋愛を求めるならばブリタンニアへ……
国王が自分の恋愛成就の為に教会を変えてしまったのだろうか(^^;)
そのブリタンニアに行くのかと問うリラさん。
行くと言ったら?付いて行きたーい\(・v・)ハーイ
作者からの返信
>国王が自分の恋愛成就の為に教会を変えてしまったのだろうか(^^;)
それそれ! どこの国がモデルか分かりやすすぎですね笑
高校の頃世界史の授業で習ったのを思い出しますが、まあそういうわけで18世紀前半となるこの物語の時代には、ローマが何を言おうとあまり関係のない世界となっているのでした(^_^;)
>行くと言ったら?付いて行きたーい\(・v・)ハーイ
↑リラがこんな素直な反応ができれば、サクッと話は進むのです! というか10万字も書けない・・・🤣
ここから10話くらいかけて少しずつ気持ちが変わっていくはずです!
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!
やはり『本物』の音楽家は、期待と興奮をもたらしますね。
いかに前の先生がダメだったのか… 笑
奥深い音楽の描写に今年もメロメロです!
作者からの返信
あけましておめでとうございます!
こちらこそ今年もよろしくお願いします(≧▽≦)
新年にレビューを書いていただき、ありがとうございます!
主人公の成長にも言及していただき、嬉しいです(n*´ω`*n)
アルのレッスンを受けて、チョッチョとの違いが明らかに(^_^;)
さらに株の下がるチョッチョです笑
悪い奴じゃないんですけどね~