第2.5話 プレゼンの三キホン その二

 営業用スマイルの、下半身版など、この世に存在しただろうか?

 竜吾はそんなことを考えながら、あたりをぶらついていた。時はまた昼、竜吾が駿河湾を散歩した時に遡る。

 河原ではいつも誰かが水切りをしている。今日は水切り客の姿はなかった。駐車場までの長い階段は、段差が小さく、一段一段の大きさも狭かった。

 また、電話が鳴った。大家の剣とは別の電話だ。会社からの番号だったが、りゅう後は営業用スマイルを、身につける。

 その二、営業用スマイルは、チートだ——。

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そして僕らは廃墟に逃げる。〜We are Small diary〜 沼津平成 @Numadu-StickmanNovel

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