デカ乳ロリのおっぱいを揉んだらスキル覚醒した。スキル【おっぱいマスター】でおっぱい軍団をつくります

はるのはるか

第1話 おっぱいで覚醒おっぱいマスター

 前を見ればおっぱい、窓の外を見ればおっぱいが歩いている。


 この世界には、おっぱいが溢れている。


「──何をボーッとしているのマルカくん。ねえ、聞いているの?」


 ボインとその美乳が俺へ近づいてきた。


「あぁはい、えっと……俺の将来についての話、ですよね」


「そうよ。もうすぐで成人になるのよ?」


 日本で死んで、気がつけばこの世界に転生していたこの俺、マルカ・クレマン。


 俺には実の親がいない。


 森に捨てられていた俺を拾ったのが、今目の前にいるアレナさんで、俺を拾って育て親になってくれた。


 俺は今年でもうすぐ17歳になる。


 この世界では17歳で成人となり、それでいてこの村では部外者が残ることはできない。


 だから俺は成人になったらこの村を出なければいけないのだ。


 その事について、アレナさんが真剣に話をしてくれているのだが……


「それでね、私はこの村の出身だから多分ずっとここで過ごしていく事になるの。でも、もしも仮にね、私が外部の人間と結婚をしたら、その時はここから出ることもできるのよ?」


 グイッと食い気味に身体を寄せてきて疑問形を投げかけてきた。


 容姿端麗で美人のアレナさんは年相応とは思えない美貌だ。


 俺の育て親とは言っても、アレナさんが俺を拾ったのは彼女が成人して少し経った頃らしい。


 だから今のアレナさんは33歳だ。


 三十路でありながら艶のある肌と、何より際立つ美乳が素晴らしい。


 デカ過ぎずの完璧な形状の乳は、衰えることを知らず先端は僅かに上を向いている。


 最高のおっぱいを持っているアレナさんを、俺は一人の女性として見ざるを得なかった。


「……それはつまり、俺とアレナさんが結婚したら一緒にここを出られるってことですか?」


「そう!そう言うことなんだよっ!」


 嬉しい表情を全開に、可愛い笑顔で跳ねた。


 それと同時におっぱいも嬉しそうにポヨヨンと跳ねた。


 ものすごく肯定的だが、彼女は俺と結婚することに賛成ということか?


 何だそれ、そんな幸せなことがあっていいのか。


「だからさマルカくん、私と──」


「ごめんなさいアレナさん、まだちょっと待ってもらっていいですか」


 顔を寸前まで近づけてくる彼女に対して、手のひらで待ったをかけた。


 否定的な返事と捉えられたのか、一瞬戸惑いの表情を浮かべてから、途端に目に涙を浮かべている。


「えっ……マルカくんは、私のこと嫌いなの?」


「違います!それだけは絶対違いますっ!少し話を聞いてもらってもいいですか?」


 俺だってアレナさんと結婚できることなら今すぐにでもしたい。


 17歳差という、日本で考えたら年の差婚と騒がれるほどだが、そんな事はどうでもいい。


 今目の前にある、このおっぱいを俺だけのものにできるのだ。


 他の男にこのおっぱいを揉ませることだけは何が何でも死守したい。


 俺は彼女に、自分の理想の形を話してみせた。


 今の俺は、何もできないただの出来損ないだ。


 どれだけ鍛錬しても強くなりはしない。


 剣の才能はないし、スキルがなければ魔法だって使うこともできない。


 戦う術を持たない無能そのものだ。


 そんな貧弱な男が、絶世の美女をそこらの輩から守れやしない。


「情けない話だけど、アレナさんを守ることすらできない今の俺に、あなたと結婚する資格はないと思っている。だから少しだけ待っててもらっていいですか?俺に、時間をください」


「マルカくん……っ//。分かった、そういうことならマルカくんが納得できるようになるまで、私待ってるよ。だから、必ず迎えにきてね」


「……はい。必ず」


 彼女を守ることができるよう、死ぬ気で鍛えなければいけない。


 俺は剣を手に持ち、またしても鍛錬を続ける。




「──あぁ……やっぱ俺、何もできねぇー……」


 森の序盤付近で、剣を持って木を相手に斬り込みの鍛錬を繰り返していた。


 貧弱な腕力では、数キロもする剣を振り回すだけで精一杯だ。


 たったの十数回でもう肩が上がらず、その場で倒れ込んでしまった。


 大の字に横たわり、仰向けの状態で空を見上げた。


 雲一つない快晴だが、それは俺に対して、「何もない」ということの表れのように感じ取ってしまう。


「あぁぁー………疲れた」


 何一つできない自分にどうしようもなく腹が立つ。


「──頑張ってて偉いね」


 視界の外から突然声をかけられ、慌てて身体を起こした。


 その声の主は、小さな女の子だった。


 背だけで見れば子どものように見えるが、胸を見れば全くそうは思えない。


 幼い美少女の割に、持っている乳がデカいからだ。


 まさにロリ巨乳というに相応しい、最高でエロい身体をしている。


「誰かのために頑張れるなんて偉いよ。偉い偉い……」


 地面に座っている俺の頭を自らの胸に抱き寄せると、優しく撫で始めた。


「お前、いったいどこの子だ……?」


 この村に子どもは多くいるが、こんなデカ乳の少女は見たことがない。


 仮にいたとすれば俺が覚えていないはずがない。


「疲れてる?私のおっぱい揉む?」


 少女は俺の顔を優しく包みながら、目と鼻の先におっぱいを近づけてきた。


「……いいの?」


「だって疲れてるんでしょ?揉みたくないの?」


 僅かに俺の鼻に、おっぱいがチョコンと触れた。


「揉みたいです」


 恐る恐る手を近づけていき、そして俺は、初めておっぱいを揉んだ。


「うおぉ………」


 指を動かせば、ふんわりと吸い込まれるように沈んでいく。


 表現のしようのない幸福な感触に、俺は夢中に揉んだ。


「体勢を変えようか。両手で揉みたいでしょ?」


 そう言うと、少女は俺の股の間に入るように座ってきた。


 俺の腹に背を預けるようにして、俺の顎下には少女の頭がある。


「いいよ。揉んで」


 頭の中にアレナさんの顔がチラつくが、それでも手はデカ乳を揉み続けた。


 別に罪悪感とかではない。


 そこにおっぱいがあったのだから、これは仕方のないことなのだ。


 両手で揉みしだきながら、俺は目を瞑り全身でその感触を味わった。


 おっぱいの情報が頭に流れ込み、そうしておっぱいで頭がいっぱいになった時、俺の中で何かが覚醒した。


 これまで感じたことのない充足感と、底知れない力が湧き上がってくるような感覚に陥った。


「んっ……、もっと、おっぱいを思い浮かべてみて……?おっぱいだけを考えるの」


 エッチな声を発しながら、何かのアドバイスをしてくる少女。


 言われた通りに、もっともっとおっぱいだけを思い浮かべておっぱいだけを考えた。


 その時、突如として情報が頭に流れ込んできた。


 それは、スキルだ。


 全ての情報から、それがスキルであると理解した。


 そのスキルの名前は、『おっぱいマスター』


「はぁ!?なんだよおっぱいマスターって!!」


 つい大声でツッコミをしてしまった。


「あんっ//……ここまでだよ」


 少女は立ち上がり、俺の方へと向き直った。


 そうして、俺の腕を持つと、いきなり強く引っ張られた。


「うおぉっ!?」


 この小さな体であり得ないくらいの力で引っ張られ、地面に尻をついていた俺の体は軽々と持ち上がり少女の方へと倒れた。


 なんとか片手で支えて、少女を下に四つん這いの体勢になった。


 傍から見たら、俺が少女を押し倒している風に見えることだろう。


「分かった?これがおっぱいだよ」


 ムニュっと俺の手を自身の胸に強引に押し付けている。


 魅惑な小悪魔のような笑みを浮かべた。


「──お前!何やってるんだ!!」


 唐突に村の人がやってきた。

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