ペット霊園のほんとにあった怖い話
ペット霊園にはやはり動物の幽霊が出るのでしょうか?
私の体験をお話します。
その日は施行の予約が入っていなかったため、私は一人で納骨堂の掃除をしていました。
お供えされている水を交換する作業をしていた時です。
バケツに水を捨て、コップを洗う作業のために私はしゃがみ込んで視線を下に落としていました。
すると、“サッ!”と頭上を通り過ぎていく黒い影と、その気配を感じました。
反射的に上を見上げてみましたが、何もいません。
次に部屋を見回してみましたが、やはり何もいません。
黒い影は床に映っていたのですが、その動きは鳥が飛んでいるような…犬や猫がピョーンと跳んだような…そんな動きでありました。
またある時は、私と後輩が同時に体験したこともありました。
その日は朝から小雨が降っていました。
施行の予約が一件入っていたのですが、時間になってもお客様がいらっしゃいません。
私と後輩は事務所にて雑談をしつつ、お客様がいらっしゃるのを待っていました。
お客様用の玄関は事務所の隣の部屋に位置しているので、来客があれば直ぐに分かります。
すると、玄関の扉が開く“カチャッ”という音が聞こえました。
「来たね!」
後輩が出迎えに向かい、私も書類を持ってあとに続こうとしたのですが、直ぐに後輩がこちらに戻って来てしまいました。
「あれ?どうしたの。」
「いや…お客様いなかったんですけど…さっき、扉の音聞こえましたよね?」
「え…音、したよね。来たかと思ったのに…」
「ですよね…」
後輩が出迎えに行ったところ、玄関には誰もいなかったそうです。
結局、その5分後にお客様がいらっしゃったのでした。
これは、先輩に聞いたお話です。
その日は合同法要と施行が重なり、退勤が21時を過ぎてしまったそうです。
事務所にて仕事を終わらせ、帰宅しようしたそうなのですが、最後に念のため各部屋の施錠の確認をして帰ろうと思ったのだそうです。
事務所の扉を開けた瞬間、電気の明かりが届くぎりぎりの所を黒い影が“サッ”と走ったそうです。
先輩は「イタチのような動物だった」と語っていました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます