第2話 スカートの破れ

それは何ですか?メモを書いてもいいですか?


じゃあ、章の最後にもっとメモを書いてみるよ。


そう、第1章で説明したように、僕はスピードが求められる。


四コマ漫画の世界のロジックは単純だ。章はとても短く、セリフも少ない。


だから、章が始まる前にこの世界を説明しなければならない。


私は古典的なラブコメの中にいる。主人公の二人はお互いに好きなんだけど、告白できない。


もちろん、この漫画ではいろんな面白いことが起こる。そうそう、主人公の親友である脇役もたくさん出てくる。


いや、私はその中の一人ではない。


えっ、私の顔を知りたいの?


そんなことより、なんでこんな世界に転生しちゃったんだろう? そんなことより、この世界から脱出する方法を探したほうがいいと思うんだけど。


でも、とりあえず僕のタイプを言っておくと、金髪の脇役なんだけど......。


あ・・・後編が始まった。


ごめんなさい。


主人公の女の子が足を滑らせ、うっかりもう一人の主人公の男の子の膝の上に落ちてしまった。


クラスのみんなが二人の方に顔を向けた。二人の主人公はまた顔を赤らめた。


「滑っちゃった、ごめん黄瀬くん」


主人公の女の子は突然飛び上がり、かがんで謝った。しかしその瞬間、彼女はスカートが破れていることに気づき、さらに恥ずかしくなって教室を飛び出した。


「いえいえ。謝らなくていいよ、みなみちゃん」


男性主人公は、ニヤニヤ笑いを隠そうとしながら、彼女を追いかけた。

終わりに


注:はい、注の方です。なぜ少女はスカートを破いたのか?このマンガ家は非論理的だ。


このときばかりは、揶揄に口を出すべきではないと思った。 注記欄で好き勝手にしゃべらせてもらったらどうしよう。


だから黙っていることにした。

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