第5話 人々は飴玉をたくさん作り、みんなで食べた。

飴玉は人々に満ち足りた感覚を与え、争いは消え、平和が訪れた。


「神の恵みを待たずとも、わたしたちは幸せになれる!」


人々は飴玉を食べ続け、次第に働くことをやめ、家族や絆の必要も忘れ、ただ飴玉に依存していった。

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