第3話 人はさらに神を真似て、飴玉を作った。

人はついに気づいた。

神が与える幸福を 人自身の手で生み出すことができる、と。

こうして人は、自らに幸福を与える飴玉を作り始めた。

それは、神の作りたもうた道ではなく、人が自分で設計した偽物の幸福を得る道だった。

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