銀色の全身タイツのお陰で地球文明は

カルダシェフスケール1.0を超えた

スマートフォンは電池の制約から解放され画面を丸く巻けるスクロール画面でペンサイズが主流になり

好きな高カロリー食品をいくら食べても電気に変換出来る時代

さらなる発電量と発電効率を求めて研究を続けていた結果

遂にHEで動かせるモビリティが発表される

その形はなんと「人型ロボット」であった

HEだけで車の様なモビリティを動かす研究は当初は自転車等の軽い乗り物で行われていたが従来の電池以上のパフォーマンスはえらえなかった

しかしパワードスーツの補助電源として採用された時、想像以上の出力が出てメインバッテリーが要らないレベルだったのだ

そこからHEの効率を上げる為には人型にする必要があるとわかり

人型ロボットに辿り付いた結果

地球文明はパワードスーツと人型ロボットが大量生産される世界となった

車に使ってたガソリンの消費は減り

謎理論の活動家も黙り

一見順風に見える地球文明で有るが

深刻な問題に悩んでいた

次回　食料危機

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい