タイトル未定 案が欲しいです!
ひまなひと
第1話
ある日のお昼頃、1つの学校が姿を消した。一瞬のうちに消え、そこには住宅街が出来上がる。元から、その学校はなかったかのように近くの住民はそこからやってくる人と話を続けた。録画映像では、その学校の下に魔法陣が出てきたような動画が残っていたが、入れ替わりで住民が出てきた時には完全に消えており、それを見た人の記憶からすっぽりと抜け落ちている。
その学校に通っていた家族もその子供が入っていた部屋の存在も忘れ、元からその部屋はなかったかのように素通りにされるようになっている。親が入らないということは、掃除がされないということだ。だが、その部屋は永遠に綺麗なままだ。引っ越した後も誰にもバレることはなくひっそりと存在している。
その子供たちがどこにいったのか?それは異世界だ。しかも先生まで行っていることになる。その理由は何か、その目的は何かそれは神のみぞ知っている。
_____
天界の狭間
「全員起きたかな?じゃあ言おうか。今から君たちにはデスゲームをしてもらいます!」
「は?」や「え!?」といった声が上がる。生徒たちの目の前に立っているのは、子供とも大人とも取れるようなふんわりとした見た目の存在だ。
「あー、今からってことじゃないよ?そうだなー。5年後ってところかな?動揺しているだろうから、数分待とうかな?別に話し合おうが、ここから脱出するために動こうが別にいいよ。できないから」
・・・3分後
「落ち着いたかな?今から異世界に行って、5年間修行をしてもらいます!そして、その後戦ってもらって真の勝者を決めたいと思うよー。トーナメントとバトルロワイヤルどっちがいいかな?」
「質問いいですか!?」
真面目そうな男子生徒が手を上げる。
「ん?いいよー」
「私は」
「名前はいいからさっさと本題に入りなよ。死ぬ人の名前なんて覚えても無駄だからさー」
「何をするのが目的ですか?」
「デスゲームをしてもらうことって言ったよね?簡単に言えば暇つぶしかな?光栄に思いなよ。お前らが願う神様の娯楽の材料になったのだからさー」
「・・・」
「神様のジョークだよ。嘘半分、本音半分ってやつさ。そう静まり返るなって、そうだねー。デスゲームって何を想像する?武器での殺し合いがほとんどだよね?」
「それってさ自分の力じゃなくて武器の力で戦っていることになるよね?だから自分だけの力で戦ってもらうと思ったんだよね。」
「もし、死んでしまうと?」
「死ぬよ?」
何を当たり前のことを言っていると言わんばかりにキョトンと首を傾げながらそう答える。
「自分の力で強くなってから戦闘をしてね?ってことだよ?つまらなかったら即殺すから、頑張って強くなってね。めんどくさくなったからあとは個別で、」
そう言いながら指パッチンでどこかに飛ばす。
「どんなふうに成長するかなー?」
段差があるところに座り足をパタパタさせながら想像にふけている。
タイトル未定 案が欲しいです! ひまなひと @haruki0320
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