第9話青春
僕の青春はパチンコ一色だった。バイトをして、種銭を作りパチンコを打つ。勝てば服や靴を買い、負けたらまたバイト。勉強も夜中までしていたが、青春はパチンコだった。
大学時代は、バイトを3つ掛け持ちして、教科書代を作り、羽根モノで飯代を稼いでいた。
しかし、負けて何も食べる事が出来ない日もあった。
モンスターハウスで23連チャンしたり、ジャマイカで7万円、ヤジキタで9万円勝った時はプロになるのではと思ったが、所詮は素人。翌日、神様は帳尻を合わせるために手痛い敗北を喫する事になる。
でも、昔は一万円あれば楽しめた。勝つことも多かった。しかし、今、パチ屋で一万円は瞬殺。
甘デジの80分の1位で遊べるかどうか?
来週末は、久し振りの実戦だ。
何を打つか決めてない。
良い台が転がって無ければ帰る。
元旦は、買い物してから打ってみたい。
お釣りで打てば勝つジンクスを持っている。11月頑張ったから、今月の給料が楽しみである。
今月も後3週間。
早い。パチ屋通いも後何年続くやら。
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