谷先生のおかん2 おかん ライバル現る

【登場人物】

真智まち

•四葉

•谷先生

•おかん

•そこの兄ちゃん

•中国人の少年

•中国人の……オバハン(?)

※主要登場人物について詳しく知りたいかたは

プロローグ『はじめに』をお読みください。

——————————————————————

真智

「あれ?

谷先生。先生のお母さんはもう帰ったんですか?」


谷先生

「いいや、まだこっちにおるで」


真智

「そうだったんですか。

今日は朝から全然会わなかったから

もう帰ったのかと思ってましたよ。

ところで……、先生のお母さんは今どこに行ってるんですか?」


谷先生

「それがな、

今日この辺りで新築祝いがあるみたいでな、

朝から餅拾いに行くって出て行ったんや」


真智

「そうだったんですね……」


観衆

『ザワザワ』


谷先生

「おや?

辺りが騒がしいな」


真智

「谷先生、あそこ!

今あそこの家で餅投げてるみたいですよ!」


谷先生

「ホントや!

真智?

お前も今暇やったら行ってみるか?」


真智

「はい。行きましょう!」


谷先生

「着いたのはいいが……、

しっかし凄い人だかりやなぁ。

みんなタダっちゅうたら食い付きが違うなぁ」


真智

「あ!

あのおばちゃんに首輪付けられて大人しくしてる珍獣、四葉ちゃんじゃないですか!?」


谷先生

「どこや?」


真智

「ほら、あそこですよ」


谷先生

「どれどれ……、

あ!ホンマや!


ゲェ!

四葉に首輪付けて従えとるの

うちの おかん やんけ!」


真智

「アハハ、そうみたいですね。

四葉ちゃん、先生のお母さんのペットになる道選んだんだ……」


谷先生

「なあ真智?」


真智

「何ですか?

谷先生」


谷先生

「さっきからうちの おかん、

誰かと揉めてるみたいやないか?」


真智

「そうですね!

近くに行ってみましょう」


谷先生

「気を付けろよ真智。

うちの おかん に近付き過ぎて、

目をつけられでもしたら、

ろくなことにならへんからな」


真智

「アハハ……、気を付けます」




◆おかん◆

「今のはごっつ うちのが先やでぇ!!

なあ、そこの兄ちゃんもうちが先に拾うの見てたやろ?


そこの兄ちゃん(仮)

「ええ~と、ボクは見て無くて……」


◆おかん◆

「はぁ!?

兄ちゃんの声ちっちゃいから

うちには何言ってるか聞こえんわ!


見てたやろ!!?

なあ!!」


ちっちゃい声の兄ちゃん(改)

「は、……はい」


谷先生

「うちのおかん、 一個の餅くらいで

あんなムキになって……。

うち身内としてごっつ恥ずかしいわ~」


真智

「谷先生、まあまあ……」


▲中国人の少年▲

「でも、オレの方が早かった…………アル。

本当アルよ……」


◆おかん◆

「うちのもんは?」


▲中国人の少年▲

「おばちゃんのもの」


◆おかん◆

「おめえのもんは?」


▲おめえ(仮)▲

「オレ……」


◆おかん◆

「ムッ!!」


▲おめえ(仮)▲

「ひぇ~!

お、おばちゃんのものでいい……アル」


◆おかん◆

「で! いい?

うち誰のことかよう聞こえんかった。

もう一回頼むわ」


▲おめえ(保留)▲

「お姉さんのものにして頂きたいアル」


◆おかん◆

「そっか~。

あんちゃん、素直やないかぁ~。

よく見たらイケメンやし~w

うちの娘結婚まだやし紹介したろか~?」


谷先生

「ちょっ、おかん!!」

真智

「しっっ!!」

谷先生

「ぐるじい。うぐうぐ」


真智の小声

「谷先生、ついさっき自分で近付き過ぎないように言いいましたよね?

今出ていったらまた騒動に巻き込まれますよ」


谷先生

「うぐうぐ……、ぐはぁ!

そうやな。すまん真智」



◆???◆

「ソノ モチ、ワタス ガ イタダク アル~!!!」


◆おかん◆

「今度は誰や~!?」


▲おめえ(もう一生そのままw)▲

「おー、ママン来てくれたアルね?」


◆おかん◆

「何やこのオバハン!

サイボークやないか~!!


▲サイボーグ メカ スーパー中国チャイア人15 オバハン の息子の おめえ(長げ~よ!)▲

「そうアルよ。

ママンがあっち系の業界から全然見向きもされないって困ってたら、

月水って禿げたオッサンから

楽して大金を稼げる仕事を紹介してもらって

臨床試験で ロボト似ー手術 を受けてるアルよ」


谷先生 小声

「一応ツッコんではおくが ロボトミー手術 な。

反応に困る微妙なボケかましやがって……、

このツンドラ王子(さむい)めっ!

しっかし、

これにも月水アイツが絡んでたんかぁ~」

まあ、うちのおかんが負けることは絶対無いやろ。


あ、そうや真智!

うちとジュース一本賭けようや。

うちのおかんとサイボーグ、

どっちが先に相手にワンパン入れられるかな」


真智

「え……あの、谷先生?

ちょっと待って下さいよ。

状況が読めません」


谷先生

「じょうきょう」



真智

「……………………、


谷先生、ところでですね?」



谷先生

「ここは、ツッコもうやっ」



真智

「あの体の変化ってどうみても

臨床試験ってレベルじゃないですよね?」



谷先生

「カットー!!!!!!!」


真智

「????」



谷先生

「はいっ、スルー…………、

頂きました~!!


真智

「ふぅ~!

さっきのキャラの台詞ね?

あたし実はぶっつけ本番で不安だったんだ~。

だけどね、り直しにならなくて

本当によかったw

……?

って なに言わせるんですか~!!」


谷先生

「アハハ、中の人。

声優あるあるやな。悪い悪い」


真智

「谷先生?

全然悪いと思ってないでしょ?

も~!!」


谷先生

「真智すまん。そのネタはもうおわりや。

それより真智、あの機械のボディー見てみ?」


真智

「は~い。

見てますが、あれがどうかしたんですか?」


谷先生

「生き物と機械の比重が完全に逆転しとる。

あのオバハンはもう普通の中国人のオバハンやあらへん。

サイボーク メカ スーパー中国チャイア人15や!!」


真智

「メカ スーパー中国チャイア人15って……、

谷先生、そのネタまだ引っ張るんですね。

それに……、これ言ったら先生傷つくかもしれないから言おうかどうか今まで迷っていたんですが、ショック受けたからってあたしを責めないでくださいね。


あたし、後で先生の言ってた

スーパーなんとか人調べてみたんですけど、

それって 15じゃなくて10と違いますか?」


谷先生

「グ、グサッ~!!

真、真智……、それはマジか?」


真智

「はい。マジマジ、大マジです。


谷先生、うろ覚えだけでちゃんと

サイト見直さないで言ったでしょ~?」


谷先生

「バレたか、ぐへへへw」


真智

「この作者 あ~じゃなかった、

谷先生。あんた確信犯ですか……。

も~、この作品グダグダじゃないですか~!!」


谷先生

「あ~!

真智な、あれは スーパーなんとか人10って言うてやな……」


真智

「いやいや、

今さら言い直そうとしても遅いですから~!残念」



谷先生

「ネタが古いわ!!

うちは真智、お前がホンマに中学生なんか疑ってしまうわ!」


真智 小声

「谷先生、し~!!」


谷先生

「急に何や……、真智?」


真智

「谷先生のお母さん、

真剣に話はじめましたよ」


谷先生

「お、おう……」




◆おかん◆

はは~ん、

このサイボークオバハンがあんたの母親っちゅう訳やな?」


▲ツンドラ王子(さむい)※▲

「そうアルよ!

ママンが来てくれたからにはもう、

あんたの好き勝手させないアルよ!!」


※名前短くなって助かったアル~w

※恋愛方面はオワッタけどなby作者▲


◆おかん◆

「フン!

こざかしい……。

小わっぱの一匹や二匹、

増えたところで

うちにはどうってことあらへんて」


◆中国人のオバハン◆

「フン! ワロス、ワロス アル!

ソンナ ネゴト イツテイラレルノモ イマノウチアル!



台本にェェェ~人

「なんつっかぁ~、作者が~、名前ネタに飽きちゃてぇ~、

え~とぉ……?」


真智・谷先生

「・・・・」


台本にェェェ~人

「なんかぁ~あたいも~も~めんどくさくなっちゃったんでぇ~、

◆中国人のオバハン◆→◆ワロス◆

へ~い、改名~」


真智・谷先生

「・・・・・・、

誰???」




ツンドラ王子(さむい)

大本日だいほんにねえちゃん※アルか!?」



真智・谷先生

「ナヌー!?」

つづく


【次回予告】


1『あ』


2『ぶっちゃけさぁー、あたい思ったんだけどさぁー、

自分がわかってりゃさぁー、

あと どうでもいくねぇー??』


3『タイトル入力画面』


の3本でお送りしてあげ つかまつります。




【12話目 あとがき】

谷先生

「なんや、お宅。

名前ネタには飽きたんや無かったんか?」


作者

「バレたか、グヘへへw」


谷先生

「もう、チン de しまえっ!


それになぁ~、

なんが

大本日姉だいほんにねえちゃんや?

なんやこの、いかにも……

『ボクちゃん今その場のノリで

書いちゃいましたぁ~♪

凄いでしょ? グヘ、グヘへへへw』

みたいなひねりの無い

とって付けた

ような 名前は!? 」


作者

「とって……付けた!?」


谷先生

「なんや……?

急に真剣になってからに、

気持ち悪りぃなぁ~」


作者

「とてつ 毛多。 とてつけ 他? ……

徒弟 付け太!!」


谷先生

「いい加減にせ~い!!」


台本に無かった為Machipediaより(架空)


通称 大本日姉だいほんにねえちゃん

本名 大本日だいほんに 無絵ねえ


ツンドラ王子(さむい)と知り合いで

反抗期真っ只中の女子高生。

作者に喰ってかかって問題を起こして以来、

最近まで 出禁 を食らっていたらしい。


腹違いでフランス人とのハーフの弟と

アパート二人暮らしをしている。

弟の名前は 大本日だいほんに ジャン。

また、二人は生き別れた中国人とのハーフ

大本日安だいほんにあん

兄さん

通称 大本日兄だいほんにあんちゃん

を探しているらしい。

日本で店をしているらしいが ……。

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