古典と量子を繋ぐヤツ
谷先生
「よ~し、お前ら!
うちの研究室の見学はこのへんにして、
そろそろ部室に帰るぞ」
真智
「え~!
もうですか~?
もう少し居ませんか~?」
谷先生
「四葉……。
お前はさっきからそうやってうちの冷蔵庫の中身を勝手に食べない」
四葉
「ごめんなさい~」
真智
「クスクスww 四葉ちゃんらしいね♪
あれ・・・!
谷先生?」
谷先生
「急にどうした、真智?」
真智
「アパートの外で背の高い外国の男の人と話しているのって羽美先生じゃありませんかね?」
谷先生
「お!
そうやな。 羽美姉の奴、何してるんやろ?」
背の高いイタリア人
『羽美はベリービューティフルデース♪』
羽美先生
『ホントー♪
嬉しい~♪ キラキラ』
背の高いイタリア人
『そんなビューティフルな羽美にお願いがアリマース!』
羽美先生
『なあに~?
何でも言って~?』
背の高いイタリア人
『ボクはこんなビューティフルな羽美に、
長い時間歩かせたりしたくありませーん。
だからボクにビューティフルな車を使って送迎させて欲しいのデース♪』
羽美先生
『あら、嬉しいー♪』
背の高いイタリア人
『ただ、先日空き巣の被害に遭って今のボクにはお金が無いのデース!』
羽美先生
『あらあら! それは大変じゃない!!』
背の高いイタリア人
『だから、羽美を送迎する車のお金貸し欲しいのデース♪』
羽美先生
『そっか~!
私もお金そんなに余裕は無いんだけど、
いくら?』
背の高いイタリア人
『ヒソヒソ』
羽美先生
『も~仕方ないわね~♪
今回だけよ♪』
背の高いイタリア人
『羽美~アリガトウ~!』
谷先生・真智・四葉・宙
「・・・・・・」
谷先生
「羽美姉のような奴の行動を俗に
『※超ヒモ理論』と言う。
ここテストに出るから覚えておくんやで!」
真智・四葉・宙
「は~い!!」
※『ちょ、対処せいヒモ理論』とも言う。
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