五杯目 花泡香

 甘い日本酒の存在を知って以来、リカーショップが目に入れば足を踏み入れるのが日課になった私ですが、一つだけこだわっていることがあります。

 それは醸造アルコールを使っていないこと。

 これが入っている日本酒を飲むと、私は酷い頭痛になってしまうんですね。気付いていなかった初期には何度か口にし、何度か体調を崩しました。

 蔵人くらびとの方にこれを話すと

「えっ!? そんなことあるの? 初めて聞いた」

と驚かれたので、多分滅多にない体質なんだと思います。

 元々、お酒はお猪口に五杯くらいが限界の、あまり飲めない体質なので、それも関係しているのかもしれません。

 と言うわけで、必ず原材料をチェックして「米、米麹」だけのものを買っています。


 さて、大関さんの「花泡香はなあわか」。

 花模様をあしらったスマートなピンクの小瓶が特徴的です。とっても可愛い♪

 初めて見た時は名前の雰囲気から、中国のお酒かな?と思ったんですね。どっしり硬派なイメージのあった大関さんから出されたと知った時は、結構驚きました。


 口当たりはとってもスイート♪

 そして名前に「泡」が入っているように、スパークリングタイプです。

 しかもアルコール度数も7%と、日本酒の中では控えめ。甘酸っぱくてすいすい飲めちゃうので、うっかり昼間からクイッといきたくなります。危険w

 公式サイトにも「米と米こうじだけを使用」と書かれているので、特異体質の私でも安心して飲めました。


 最近は、こういう可愛いお酒が増えてきているのが、嬉しいです。

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