舞台はウェディング専門の隠れ家レストラン。
ここは公国で唯一、異種族の結婚を祝福できる――
この導入だけでもたまらなく素敵なのですが、やはり異種族の結婚というのは問題がつきもの。
(そもそも人間同士の結婚だって新郎新婦の気持ちだけで進まなかったりしますし)
さて、今回の新郎新婦は、狼族と兎族。
ふたつの種族が心からこの結婚を喜べるように、レストランの主である紬希が仕掛けたのは……??
描写も美しければ内容も美しい物語です。
短編なのが惜しいくらい。皆さん、是非ともこのレストランを、覗きにいらしてください♪