第13話 旅人

遠い昔の夢を見た。

この頃の仲間は誰だったか。聡明な少女……ああ、彼女には今もなんとか会えるから覚えている。

後は優れたイドリスの術者と……アドキアの術者だったか?


あの時は、今度こそ審判の日が来ると思って気張ったものだったな。まぁ、いつもの通り結果は散々だったが……


そうか、天啓があったのはこの時が最後か。

「光の神子を見つけ、死の国へ連れて行け」……意味不明の天啓だ。


それでも天啓を成就せんと仲間を集め……旅をして、世界を救う。いつもの事だ。


そうだ……いつも通り世界を救って、いつも通り天啓を果たせぬ……それだけだった。遥か昔の物語。起きれば忘れてしまうような———


「おい、おっさん。邪魔だからどいてくれよ。」

肩を蹴られて目が覚める。蹴った相手は、10歳強の少年……少女?

盗賊の国シャドランの、国のほとんどを占めるスラム街。その端っこの方で寝ていた男は、確かにその先にある小道を塞ぐ形で横になっており、邪魔になっていた。

更にはその少女は両手で何か容器を抱えており、男を跨いだり乗って越えるのも大変そうな様子だ。


「ああ…ごめんよ。今どく。」

少女は、40歳くらいの浮浪者然とした男がのそのそと動くのを、荷物を持ったまま黙って見ていた。

立ち上がってよく見れば、容器にはいっぱいの水が入っている。この年頃の少女が持ち上げるには、あまりにも重そうだ。

「……お詫びに、その荷物は俺が持つよ。貸してくれ。」


そう言って荷物に手を伸ばすと、少女はそれを守るように体を逸らす。

ここは盗賊の国だ。こんな水の入った容器1つでさえ、盗られないか心配しているのだろう。

「……安心しなよ、盗みはしない。スラムじゃ生活必需品の窃盗はしないのがマナーって聞いたよ。」

盗もうとすればあらゆる物を盗める彼らだ。ただでさえ物資不足のため、必要なものだけはお互い盗まないというのが不文律として定着したのだという。

これを教えてくれたのは誰だったか、と男は思案する。


「…アタシは、ウリはやらないぞ。」

そんな少女の言葉に、男の思考は現実に戻ってくる。

10歳の少女、しかもこんなにやせ細ったガリガリの子に、体は売らないと一方的にフラれたのだ。

男は思わず吹き出す。少女がその発想に至ったことも、自分がそう見られたことにも腹を立てながら。体は何故か大いに笑っていた。


「あはは、おかしい……俺が君の体目当てでこんな事言ってると思ったのか?

安心しなよ、俺の名前はリアン。シャドランの信徒でもないし、ガリガリの少女に欲情する趣味もない。道のど真ん中で寝てた罪滅ぼしさ。」

正直、もう荷物を持ってやろうという親切な情熱はなくなりかけていたが、自分から言った手前後には引けない。

もはや出来れば断ってくれよと男———リアンは思ったが、少し思案した少女はじゃあ頼むと言って荷物を地面に下ろした。もちろん、名乗られたからといって、自分の名前を名乗りはしない。

この国では名を名乗るのも警戒した方がいい。少女の方がそこのところを深く理解しているのだった。


「はぁ……よし、じゃあ俺がこいつを盗まないように、しっかり見ておきな」

なんでも盗めるシャドランの摂理には、もちろん制約がある。なんでもかんでも好きに盗める訳ではなく、盗む際に気付かれないことが条件なのだ。

少女がリアンの手や荷物から目を離さない限り、或いは目を離したとてすぐに気付くことが出来れば、シャドランの摂理でも盗めない。

食い入るように自分の手元を見つめる少女を伴って、リアンは路地の先へと進み始めた。


少女は気付く。荷物を持つ際に、リアンの手のひらに奇妙な痣、あるいは火傷のようなものがあることに。

だが、今はそんなことよりも荷物が大事だ。道案内をしつつ、極力男の手から目を離さないようにする。



目的地はさほど遠くなく、少し行ったところにあるボロ屋だった。まぁ、どこもボロ屋ばかりだが。

「この水はどこに置けばいい?」

思ったよりも重かった水の容器を運ぶリアンは、額にうっすら汗を浮かべていた。

こっち、と少女は奥の部屋を指さす。リアンはゆっくりと容器をおろすと、腰を伸ばしながら部屋の中を見渡す。


室内はある程度整理されてはいるが、お世辞にも綺麗とは言えない状況だった。1部に違和感を感じよく見てみると、布が積み上げられたものの上に赤ん坊が眠らされていた。

「おっと……これは君の兄弟?」

リアンは声を殺して尋ねる。この赤子のために水を運んでいたのだとしたら、なるほどなんともいじらしいではないか。

「違う。何年か前に起きたらいた。ほっとくのも寝覚め悪いから、世話してるだけ。」


それで面倒を見ようという発想になるのも、なかなか凄いことだと感じるリアンだった。長年生きてきて、おそらく久々に感じた誰かへの尊敬の念。リアンは少女に関心を抱いた。

蹴りで起こされたのも、盗人ではないかと疑われたのも、別にどうでもよくなった。

「へぇ、この国じゃなかなか出来ることじゃないね。自分1人生きるのも大変だろうに…

赤ん坊に必要なものはどうやって手に入れてるんだ?」


聞くと、少女は少しの逡巡の後、水の容器を指さす。

リアンが意味もわからず首を傾げていると、少女はその容器の内側の底を外し、何か箱を取り出す。箱にはおしめに使えそうな布や、小さな服などが入っていた。

なるほど、生活必需品は盗まないという不文律を逆手にとって、水の入った容器の底にそれ以外のものを隠していたのか。どうりで思ったよりも重かったわけである。


「なるほどね、これなら盗まれにくい。」

リアンが感心して言う。そのまま少女の方を見ると、何故か急に彼女は石のように硬くなっていた。

「……どうした?」

息はしている。むしろ荒い息だ。リアンの問いかけに、少女は静かにするよう口に人差し指を当てて促す。

どうやら、何か聞こえたらしい。少女が恐れる何かの音が。

生憎とリアンにはその音を聞くことは出来なかったが、少女の邪魔をしないように音を立てるのをやめる。


「……!」

そんな折、沈黙を破ったのは赤ん坊の鳴き声。どうする事も出来ないリアンだったが、少女の顔はどんどんと青ざめていき……

ドンドンドン!と小屋のドアが乱暴に叩かれる。


「なんだよ、リスカ!帰ってるなら俺に伝えろよな。」

断りもなく小屋に入ってきたのは、腰からシミターを下げた大男。首筋に入った刺青が、この国を牛耳る三派閥が一つ、白狐組の構成員であることを示している。

少女———リスカは何も答えない。大男とリアンの目が合う。

「あん?誰だお前……ははぁ、上納金が足りなくて、ようやくウリをやる気になったのか?」


大男はリアンの背中をばんばん叩く。

「あんたも好きだねぇ!悪かった悪かった!楽しんでってくれよ!」

あははと愛想笑いをするリアン。だが、大男がリスカの戦利品———布やら何やらを持っていこうとするのを見て、即座に手を掴む。

上納金がないと見るや、少しでも金になりそうな品を取っていこうという腹積もりなのだろう。だが、リアンはそれを許さなかった。

「……何のつもりだ、アンタ?」


大男はこめかみに青筋を浮かべながら聞く。

「なに、そこらのものはプレイで使うんでね。置いていってもらえると助かるよ。」

対するリアンも負けじと返す。これは埒があかぬと思った大男は、リアンの顔に一撃くらわせようとする。だが、変な体勢からの大振りな一撃を、リアンはするりとかわした。

「なあ、リスカって言ったかな?赤ん坊を連れて部屋の外に出てなよ。君の先にこのガキと遊ぶから。」

リアンに声をかけられ、リスカはようやく体が動くようになった。そのまま男二人を横目に、赤子を抱いて部屋の外に出る。


「チッ……おっさん、黙って聞いてりゃ調子に乗りやがって……!

この国じゃ生意気なおっさんの1人や2人居なくなったところで、誰も気にしやしねぇぞ?」

大男は思い切り腕を振り払い、リアンの顔を殴る。リアンは吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる。

「ハッ!大見得切った割には大したことねぇな!これから抱くガキにいいとこ見せたくなっちまったか?」


下衆な笑い声をあげる大男。対しリアンは何事も無かったかのように平然と立ち上がる。

「おいおい、それ決めゼリフのために取っておいたのに。先に言うなよ、空気読めないやつだなぁ。」

そう言ってリアンも大男を殴り返す。多少はいい体格をしているが、所詮は浮浪者。白狐組の一員としていい飯もいい訓練も積んでいる大男は、自身のプライドのためにもあえて1発食らうことにした。


だが、すぐにそれを後悔することになる。大男の顔面に飛んできたその拳は、ただの一撃でなかった。

破壊を伴う打撃。普通はあの体から出るはずが無いほどの膂力。リアンの体でその打ち方をすれば体の方がもたないはずの、無意識の力加減を全くしていない一撃だった。

結果、吹き飛ばされるほどでは無いが、かなり重い一撃を食らってしまう大男。

何より、インパクトの瞬間に砕け、皮膚を突き破ってきたリアンの骨により、大男は顔に複数の裂傷を負った。


「痛ぇ!……クソが!テメェ何考えてやがる!」

そう言って恨めしげにリアンを見ると、彼は傷一つなく平然と立っているのだった。

大男は混乱する。こちらもかなりの深手だが、リアンの方も相当なダメージだったはずだ。イドリスの摂理でも、ここまで早く回復できるのはそれこそ巫女や教皇クラス。

何より、殴られてからこっち、大男はリアンからほとんど目を離していない。いくらイドリスの摂理が傷を癒す摂理だからといって、この速さはありえない……


だがなんにせよ、顔なんていう目立ちすぎる場所にこんな傷をつけられたのだ。何も無しでリアンを逃せば、白狐組の沽券に関わる。こんなことで舐められては、他の2組につけいられる隙にもなりかねない。だったら死んだ方がマシだ。

大男は腰から下げたシミターを手に取り、リアンに向ける。

「悪いなおっさん。ちょっと痛めつけてやるだけのつもりだったが、そうもいかなくなったわ。」

大男は力強く地面を蹴る。リアンもシミターの一撃を食らうまいと距離を稼ごうとするが、すかさず大男はその

戦闘中に微妙な距離を盗まれるのは、自分では気付きにくい。

リアンは卓越した武人では無い。そのため自身の行動が、どれほどの移動距離を生み出すのか完全に把握している訳では無い。

だからこそ、盗まれたことに気づかない。その結果リアンはほとんどかわせず、逆に盗んだ距離の分、大男はリアンに近接していた。


渾身の力で放つシミター。リアンの体に対し、大きく袈裟に切れ込みを入れる。次いで、フラついたリアンの心臓に大男はシミターを突き立てた。

「ったく……片付けも大変なんだからよ。あーイライラするぜ……」

仰向けに倒れたリアンの体からシミターを引き抜き、大男はリスカを大声で呼ぶ。

「おいリスカ!お前の客ぶっ殺しちまったからよ、金目のもん取ってそこら辺に捨てとけや!」


シミターの血を拭いながら部屋を出ようとする大男。だが、その肩を後ろから掴むものがいた。

「おいおい、待てよ。まだ遊びは終わっちゃいないだろ?」

リアンは大男を右肩から振り向かせる。

「なんだってんだよ……!お前、殺しただろ!?」

確実に心臓を刺し、力無く倒れたことを確認した相手。その相手が何事も無かったかのように平然と目の前に立っている。その事実に、大男は心底恐怖した…。

—————————————————————

部屋の外で赤子を抱きながら縮こまっていたリスカが次に聞いたのは、大男の恐れおののく声と小屋の外へ向かう足音だった。

久しぶりに誰かに優しくしてもらったと思えば、白狐組にまた全て奪われるのかと覚悟していたのだが。

予想外に、去っていったのは大男の方だった。


「思いのほか根性の無いやつだな、彼は。」

先ほどよりぼろぼろの服を無傷の体にまとったリアンは、部屋の角にいるリスカに話しかける。

「な、何もされなかったの……?」

あまりにも飄々とした様子のリアンに、リスカは思わず問いかける。そんなはずは無いことは、聞いていたからわかっていたのだが。

「言ったろう?遊ぶだけだって。ま、俺は遊び足りなかったけど。」

ウィンクをして言うリアン。その様子を見てだんだんと落ち着きを取り戻してきたリスカは、部屋の様子を確認して絶句する。


「……これが遊んだだけ?」

そこらに飛び散った血、凹んだ壁。床についた刃物の傷が、少なからぬいざこざがここで行われたことを伝えていた。

「あー……すまない。弁償代はほら、君のものだ。」

そう言うと、リアンは懐から光る石を取り出す。リスカは話にしか聞いたことが無かったが、宝石というやつだろう。リスカの今の生活費を、何年も補填できる。

「え……いらないよ、こんなの……。どうせ持ってたって、白狐組あいつらに盗られるだけだし……」


いらないと言われてしまうと、リアンはなんとしても受け取ってほしくなってしまう。どうやって受け取ってもらったものかと思案を始めたリアンは、なんとはなしに再び布の上に寝かされた赤子を見た。


……いや、赤子?どう見ても1やそこらの赤子だ。リスカは、数年前に出会ったと言ってはいなかったか?

奇妙な予感を胸に、リアンは赤子に触れる。ぷにぷにとした、赤子然とした触感だ。このスラムにおいてもリスカがよく育ててくれているのだろう、血色もよく綺麗にされている。


…本当に?齢10にも満たない少女が、自分の食料もままならない中、一人で赤子を育てられるか?

リアンは予感に導かれるまま、赤子の手のひらを見てみる。果たしてそこには———あった。リアンの手のひらにあるものと同じ刻印が。


「この子が、光の神子か……?」

リアンは冷や汗をかいていた。かつて得た天啓を思い出していたからだ。よもや、天啓から遙か時を経た今になって見つけるとは。いや、あるいはこの時のための天啓だったのか?

今この瞬間までこんな天啓を受けていたことすら忘れていたというのに、リアンの中ではふつふつと使命感のようなものが湧き上がっていた。

「……おっさん?その子がどうかしたのか?」


リスカの声に、リアンは我に返る。

「いや……この子は、何年か前に起きたらいたって?良ければ詳しい状況を教えてもらっても?」

突然な質問にリスカは訝しげだったが、当時のことを思い出そうとしている様子だった。

「夜中に争う声が聞こえて目を覚まして……とばっちりが来ないか警戒してた。

しばらくして、音が止んだから外の様子を見に行ったら、この子が家の前に置かれてたんだ。」

つまりは、出自不明ということだ。おそらくはリアンと同じくどこかから流れてきたのだろう。光の神子について何かわかればと思ったが、不発だったようだ。


さて、なにはともあれ天啓に従うならばこの赤子を連れ出さねばならないようだが、とリアンは思案し、すぐに妙案を思いついた。

「……俺は、こいつを連れていかなきゃいけないところがある。ここを離れて俺たちと一緒に来ないか、リスカ?」

日々の生活にも困っているようだし、白狐組から狙われていては平穏な日々も送れなかろう。

「え……無理だよ…。アタシは白狐組に常に狙われてるから。国を出ようとしたどころか、このスラムを出ようとしただけで止められる。」


何故リスカがそこまで狙われるのか。疑問に思ったが今は置いておく。

さていい考えと思ったが、どうやら妙案では無かったようだ。だが、おかげでリアンは、リスカに宝石を受け取ってもらいつつ、光の神子を連れ出す良い方法を思いついた。

「じゃあ、俺が白狐組と話をつけてきたら、どうだ?」


はっとした顔でリアンを見るリスカ。その顔には、期待と諦観がないまぜになって滲んでいた。

だが、リアンにはその表情だけで充分だった。現状に不満があることだけは確かのようだったから。


「安心しなよ。俺はさっきの大男相手に無傷で勝てるんだよ?白狐組なんか目じゃないさ。」

その言葉で、表情が少し期待に傾く。僅かだが確実に、リスカの中で期待が諦観を上回っていた。


「その顔を、同意と受け取った。じゃあほら、この宝石は君のだ。もう白狐組から狙われることも無くなるんだから。」

リアンは未だ戸惑うリスカの前に宝石を置く。次いで、目を閉じて耳を塞ぐリアン。これでこの宝石に何をされても気づかない。

リスカは逡巡した。だが、どうせ何をしなくても現状は変わらないのだ。ならばいっそ、目の前の男を信じてみても良いだろうと、契約の証に宝石を事にした……。


数分待って、リアンは目と耳を自由にする。何のためにこんな事をしていたかは忘れたが。

「おっさん。アタシの運命、おっさんに預けるぜ。」

宝石を掲げ、そう言うリスカ。あれは彼女のものだろうか。立派なものだが、なぜあれを掲げているのだろう。スラムで堂々と宝石を掲げるものではないと思うが。



「さて、とにかくこれで君と俺は一蓮托生ってワケだね。」

リアンは屈み、リスカに握手を求める。

「いちれん……なに?」

……教えることも、たくさんありそうだ。今回は退屈しない旅になるだろう。

不思議そうな顔だったが、リスカは握手を返してくる。

「これからはずっと一緒だってことだよ。」

リアンはグッと1度握手に力を込め、離す。


リアンの顔をじっと見つめ、ぼーっとした様子のリスカ。微かではあるが、生まれて初めて誰かを信頼出来る感覚が芽生えていたのだ。そんなリスカに、リアンは真剣な顔で語り出す。

「それじゃ相棒。君に話しておくことがあるんだ。」

何か真面目な話が始まると思ったリスカは、気を取り直して真面目な顔になる。

「骨折2回、切り傷が1つに刺し傷1つ……実はこれが、さっき大男と喧嘩した時に負った傷だよ。」


リスカはリアンの体を見て、頭に疑問符を浮かべている。それはそうだ、今の彼にはそんな傷が一つもないのだから。

「けど俺は、それを瞬時に治した。こんなの、イドリスの信徒にも出来ない芸当だね。」


だが、この世界にはそれを可能にする摂理が一つだけある、とリアンは続ける。

そして、手のひらの……樹に差し込む光のような意匠の刻印をリスカに見せながら、こう言うのだ。

「不死身の摂理。……原初の生に認められた者のみが使える摂理さ。」

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