現実感が強すぎる異世界転生 〜夢に見た異世界転生をしたけど現実は厳しいようです〜

スケ丸

第1章 転生とベビー期

第1話 夢に見た転生と現実の一部を見て覚めた夢。


うっここは?



「قھققمقڭسممڭڭسمكھكڭۋمڭھقسمنشقڭغقمې」 


「كسڭېمكدودكېككدو كدمدڭسمېككسك」


「سكسمسككسمشكسمۋكسمسكس كسكسكسكسكسمسمسكس」


俺は今この状態に情報量が多すぎてとても困惑している。


現在、冷静に把握できているのは目の前で知らない人が知らない言語で

喜び合ってキスをしていることだけだ。


俺は夢を見ているのか?

それにしてはひどい夢すぎるなー

俺はこんな夢を見るために寝たわけじゃないし、今はとても忙しいから。

だって俺はコンビニに行くために自転車を漕いでたら猫が飛び出してきて、

避けてようとしたら倒れてそこに車が来て...うん死んだわ。


ということはそういことか。

夢に見た異世界転生だ!

よし来たぞ!俺の時代だ!

ふぉーーー


こういうのって、死んで転生する時は

神様に会ってチートを貰って無双がテンプレだけど、会った記憶がないんだよな。

う〜ん、あまり前世で善行を積まなかったから神様に会えなかったとか?


えっ

もしそれだとチートないじゃんか!それは絶対に嫌だし、酷い。


じゃあ時々ある、神様と会った時の記憶が消されてるけど

チートを持っていて、何かのきっかけで発覚して無双とか?

うーん。まあそれは後でわかると思うからいっか。

でもまぁ周りの風景を見たら魔法があるのは分かったから少し救われたな。


あれなんか体がおかしいな

うっこれは

「うぇーーーーーん」


俺、今赤ん坊だから抵抗できないぜ、だがそんなのは関係ない!

ふっここから始まるぜ。

俺の最強の異世界ライフが!!!


しかし俺は後に自分がそう思ったことを後悔した。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


〜その日の夜〜


まずは自分の置かれている状況を整理しようかな

今日分かったことは

・住んでいる家は普通で多分平民

・父親が多分冒険者っぽい

・母親は元冒険者で今は専業主婦っぽい

・知らない言語

・世界観は中世代ぽい

・魔法はある


このぐらいしかわからなかったがまぁいいだろう

次は重要なステータスだ!

いくぞー


「あいあいあーー」 (ステータスオープン)


・・・ あれ何もでない。違うのかな


「あいあいだぁー」 (ステータス表示!)


・・・ これも違う。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「あいあいだぁーあいあー」 (ステータスボードを展開!)


もう無理かも...

だって今ので30個目だよ!

なんか失敗しすぎて恥ずかしすぎる...

こういうのってステータスみて成長してるのを見ながら最強になるんじゃないの!?

もういやだーーーー

あれなんか視界がぼやけて、あー赤ちゃんだから疲れて

あー眠くなってきt... zzz



この絶望は誠が期待している異世界チート無双ウハウハ物語とは

無縁である世界の地獄(誠にとって)の序章に過ぎなかった。




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


あとがき


どうもこんにちはスケ丸です。

今話は私が初めて書いた小説なのですが、王道の無双ではなく、

邪道(悪い意味ではない)に挑戦してみました。

意外とうまく書けた気がします。

目安としてはの1週間に1〜3話ずつ出そうかなと思っています。

この話は予定と違うけど...


面白いや続きが気になると思った方は☆や♡を押してしてくれると励みになります。


これからもよろしくお願いします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る