逆回転したテープのような 〜狂夢〜
寂(しずか)かに
すべてが欝(うつ)と
たたずむ
吐歎(さたん)
飴のよう 溶けた 色彩が ペイズリー模様のように
歪み 滴り落ちて 眸 奇型が絶叫
その退廃の中に耽(ふけ)りながらも神経細胞が
自発的に生んだ虚し
い像を 再
び眺め
る こう
して
彼は
生前
その
緋
色
の鬣(たてがみ)
を頻(しき)
りに振り靡(なび)
かせていた
腐乱分裂猥雑細密繁縟凄絶糜爛妄淫痴態破滅紊乱狂裂
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