★イタ電
デリヘルに電話をかけてくる人は、当然ながらHな事を目的にかけてきます。
しかし、その欲求を剥き出しにして電話してくる人は、殆どが冷やかしだったり…(私調べ)
RRR☎
電話が鳴ったら、遅くても3コール以内には取るようにしています。
と言っても、小さな事務所。
基本一人でしているので他の電話に出てると、かなりお待たせしちゃう時もあるんですが。
「もしもし」
店の名前は言わないようにしています。
例えば名刺なんかを発見した奥様や彼女サンなんかが掛けてきてる場合も、無きにしもあらずかな?と。
そういう場合にもサッと対応出来るようにしなきゃ。
これはお店の方針ではなく、私にお仕事を教えてくれた先輩受付嬢のスタイルをそのまま引き継いでいます。
『もしもし。○○(店名)ですか?』
「はい、そうです」
予約の電話なら、ここで本題に入る。
『今日遊びたいんだけど』
「ありがとうございます。女の子はお決まりですか?」
…ってな感じ。
が、イタ電は…
「もしもし」
『今日遊びたいんだけど』
「ありがとうございます。女の子はお決まりですか?」
『いえ…』
「どういったタイプか、ご希望はありますか?」
『……か?』
いきなり小声。
??
「声が聞き取りにくいので、すみませんが、もう少し大きな声でお願いします」
『AFって何ですか?』
出たよ…
実は、この質問をする方は今まで100%の確率で冷やかしです。
『AF出来る方はいますか?』
というのは普通の問い合わせですが。
でも私もお仕事なので、勿論お答えします。
「ア○ルファックです」
『ア○ルファックって、何ですか?ハァハァ』
「オチ○チンをア○ルに挿入するプレイですね」
ここでのポイントは、淡々と話すこと。
かと言って、勿論、無愛想にしてはいけないので難しいけど、かなり無表情になってしまう私。
『そうですか…入るんですかね…?』
「それはお客様の大きさにもよりますので、女の子と相談してくださいね。何時頃のご利用ですか?」
具体的な予約の話をすると、
プッ…プープー…
電話を切る。
意外と多いです。
この手のイタ電。
AFネタで、こんな方もいました。
『AFってホントに出来るんですか?』
「お客様の大きさにもよりますが…」
『あ、それは大丈夫です』
私の言葉が終わらないうちに、自信満々に答えたお客様。
おーい?
それも何だか切ないよー!
でも私は嫌いじゃないです笑
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