第20話 委託準備

ギルマスには以下を伝えた。

・他の地域にも行きたいため、ココに来る回数は減る

・納品はあの倉庫に適宜補充するので心配は不要。

 とは言え、プレートのメモ確認での追加オーダーは間に合わないこともある

・代理人に倉庫納品してもらうこともあり得る



「たまにしか来れなくなっても、キッチンカーでの販売の許可って出る?」

「あぁ、大丈夫だ。ただし、一声かけてくれ。渡界人には無理は言えねぇよ。ガハハハッ」


よかった、OKもらえた。



現状をまとめよう。

異世界

 最初の街では商業ギルドにいろいろと委託できた

  素材の卸し ⇒倉庫完成後にはなるが、『代理購入』さんにて自動的な補充可能

  料理提供  ⇒厨房拡張後にはなるが、現地調理師による提供が可能

  素材の仕入れ⇒『代理購入』さんにて、キッチンカーで使う分は『収納庫』に、ギルド分は『アイテムボックス』に格納してもらう

 2つ目に行った港町

  素材の仕入れ⇒『代理購入』さんにて、キッチンカーで使う分は『収納庫』に、ギルド分は『アイテムボックス』に格納してもらう

  合言葉的キーワード「生はうまい」


うん、どっちもしばらくは放置できるね。


日本だと

 弁当屋

  日本食材調達⇒スタッフさん任せ

  異世界素材 ⇒僕の『アイテムボックス』経由で、冷蔵庫や倉庫へ直接格納

  調理・提供 ⇒スタッフさん任せ

  お店管理  ⇒店長任せ

 海鮮丼屋

  日本食材調達⇒スタッフさん任せ

  異世界素材 ⇒僕の『アイテムボックス』経由で、冷蔵庫や倉庫へ直接格納

  調理・提供 ⇒スタッフさん任せ

  お店管理  ⇒店長任せ


うん、こっちもしばらくは放置できる。


新規開拓しなければだけどね。



とりあえず2日後のギルド併設酒場のオープンをこなしたら、いろいろとゆっくりしよう。







準備のできた厨房に、貸し出し用コピー設備をどんどん設置していく。

『サービス調味料提供台』も欲しいと言われ設置したが、補充用のストックはギルド分の倉庫へとリンクを変更した。

あとは、営業時間外等の不正利用防止も兼ねていると説明しといた。


初回サービスでフライヤーにたっぷりと油を入れて、料理長にバトンタッチ。



しばらくは客席側にいるから、トラブルとか発生したら教えてね。

あっ、荒事は無理だよ。




店の端の客席でまったりしてたら、キッチンカーの常連的なドワーフさんが近づいてくる。

「よう、あんちゃん。こんなとこで何してんだ?」

「今日は、併設酒場のオープン日だから、万が一に備えての待機中」

「そっか」


「なあ、あんちゃん。ちょっとばかし、知恵を貸してくれ」

ん?いいですよ

「靴を新しくしたんだが、今までのよりほんのちょっとだけ大きいみたいでよ。

走ったら脱げちまったんだ。買い換えるのもしゃくだし、なんかいい方法ねぇかな?」

「専門外だから的外れかもしれないけどと前置きしといて、

厚手の靴下や中敷きで誤魔化せないかと提案してみた」

「そうだよな、料理人に聞くことじゃねぇよな。けど、提案してもらった方法なら俺っちでもできるから試してみるよ」


「おっちゃんに質問なんだけど、野菜の旨いところって知ってる?」

「野菜かぁ...」

「ここフレスティアは森が多いから、キノコとかは恵まれてるけど、畑は多くないんだよな」

うん、知ってます。農場拡張に苦労しました。


「確実なのはプレンティアのセカンドタウンかサードタウン」

「セカンドタウンが主食の小麦メイン、サードタウンが比較的日持ちする野菜類だったはずだ」

へー、行ってみたいな。


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