イギリスでの日本文化 

 イギリスの学校に編入して、クラスメイトからまず最初に聞かれるのは「どこから来たの?(Were you from?)」だ。

そこで、私はもちろん「日本です(I’m from Japan)」と答える。


 その時の相手側の反応は、大体二つに分かれてるように感じる。

「Oh!Japan!」と驚く人と、何かしらのアニメの名前を叫ぶ人かな。

因みに、よく叫ばれるアニメは『ワンピ〇ス』か『ナ〇ト』だ。

やはり日本のアニメは、海外でも人気があるらしい。


 アニメの次に人気なのが『寿司』だと思う。

この前に、イギリスの大手スーパーで買ったパック寿司を家族で食べてみたが、お世辞にも美味いとは言える味ではなかった。しかし、海外で寿司を食べることができる事に比べれば、味など些細な問題……な筈。

まあ、一度でいいから此方の方々に日本のチェーン店で、寿司を食べてみてほしいとは思うが。マジで飛ぶぞ。

(因みに、作者の行きつけは『うお〇い』です)


 他にも、学校に止まってる車が“ホ〇ダ”や“ニッ〇ン”だったりする。

このことから、日本から遠く離れたイギリスでも数多くの日本文化が浸透していってることがよく分かった。



 最後に、特に面白いなと思ったことを一つだけ紹介しようと思う。


 冒頭で、「Were you from?どこから来たの?」とよく聞かれると書いたが、実はもう一つだけ異なる聞き方をされることがあるのだ。

それが、「Are you Chinese?貴方は中国人ですか?」という質問だ。


この手の質問は、学校に編入してから何十回とされている気がする。

下手したら、「Were you from?どこから来たの?」より多いまである。

まあ、流石にそれは言い過ぎかもしれないが、そう感じてしまう位に質問されるのだ。


まあ、これに関しては間違えられるのも仕方がない気もする。だって、そもそもアジア系の人種自体が珍しい地域なのだ。ヨーロッパの細かい人種を私たちが知らないように、西洋人も「東アジアは大体中国じゃない?」ぐらいの認識なのだろう。


大国の影響力恐るべし。


それでは、今日はここまで。

また、明日お会いしましょう。それでは、さようなら!

 

【今日のまとめ】

様々な人種が住んでいるイギリスでも、日本人というのはとても希少な存在であるのにも拘らず、日本文化自体はイギリス社会に少なからず浸透していることが分かった。



次回、『イギリス中学校で日本人は知識チートできる⁉』お楽しみに!


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