第1章 救い

プルルルル



「リー君、どーした?」

「今どこに、、いる?はぁ、はぁ」

「……テンリ何かあった?」

「家飛び、、だして、いま抜けてきた」

「すぐに行く!どこだ!」

「多分、すぐ捕まる、携帯、、電源、いち……」


その言葉と同時に大きな音がした


「テンリ!おい!テンリ!クソっ」



「なんか、下騒がしくないか?」

「確かにぃ」



下に行くと、



「ジュキ!どうしたんですか!?そんなに慌ててバイクだってなぎ倒されてるし」

「……ンリが、テンリが!」

「テンリさんがどうしたんですか?」

「多分あいつ殺される!声が途切れる前にいちって聞こえたから多分位置情報のことだと思うんだ。あいつの着けてるピアス、前に兄貴からもらったって言ってたから」


「……!コードは分かりますか?」

「……これだ!」

「三橋公園にいますね」

「三橋公園って、、、あいつあの人のところに行こうとしたのか?」

「とりあえず向かいましょう!」

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